「猫の島」としても注目、マルタ共和国ってどんな国？『まるごとマルタのガイドブック』増補新版が発売

　マルタ共和国のガイドブックとしてロングセラーとなっている、林花代子『まるごとマルタのガイドブック』が増補新版として内容を新たに、2月21日に発売される。

　イタリアの南に位置するマルタ共和国は東京23区の面積の半分ほどの小さな島国だが、ヨーロッパ有数の観光地として栄えるだけでなく、英語圏の語学留学先としても人気の地。とくに最近は世界屈指の「猫の島」としても注目を集めている。

多くの日本人にとってはまだ身近な国とは言い難いが、さまざまな顔を持つマルタの魅力にハマる人は着実に増え続けている。

　そんなマルタ共和国のガイドブックである本書の初版刊行は2017年で、2019年には情報をアップデートした「新版」を刊行。コロナ禍で売上が落ち込むも、海外渡航者数の回復にともなって再び注目が集まったのを受けて、このたび「増補新版」が刊行される運びになった。

　本書の強みは「旅行でも／語学留学などの中・長期滞在でも〝使える〟情報を網羅」している点だ。観光・グルメ情報はもちろん、滞在中に役立つ生活情報も掲載。「マルタに行くなら、これ一冊で安心」な網羅性は強く支持されている。

　著者の林花代子は37歳で会社を退職したのを機に、憧れだった語学留学をすべくマルタ共和国に向かうことに。数ヵ月の滞在で実感した「住みやすさ」や「地中海の美しさ」「世界遺産に認定された首都の街並み」などの日本人が知らないマルタの魅力を発信すべく、ブログやSNSでも精力的に活動してきた。

　現地の様子がわかる写真や地図も多数収録。マルタ共和国に興味をある人は必見の一冊になっている。

（文＝リアルサウンドブック編集部）

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