木戸大聖×岡田将生、色気の競演 映画『ゆきてかへらぬ』同じ女を愛する男たち
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2025年02月07日 10:03 ORICON NEWS
大正時代を舞台に実在した男女3人の壮絶な愛と青春を、広瀬すず、木戸大聖、岡田将生の共演で描く映画『ゆきてかへらぬ』(2月21日公開)より、木戸が演じる不世出の天才詩人・中原中也と、岡田が演じる稀代の文芸評論家・小林秀雄を捉えた場面写真が公開された。
【画像】中原中也(木戸大聖)&小林秀雄(岡田将生)、ほかにも素敵な場面写真 煙をくゆらせながら物思いにふける2人、軒下で雨をしのぎながら泰子を待つ2人、詩を朗読する2人、互いの才能を誰よりも認めつつも、運命の女性・長谷川泰子(広瀬)との出会いによって翻ろうされていく男たちの物憂げで色気あふれる表情を見ることができる。
本作で木戸は、これまで映画やドラマでは破天荒な部分がデフォルメされることが多かった中原中也を、年上の泰子に対して虚勢を張り、どこか背伸びしてしまう無邪気さが垣間見える青年として体現。新たな中也像を打ち出す。岡田は、中也の才能を誰よりも理解し、認めつつも中也の恋人・泰子を愛してしまう小林の揺らぐ心と情熱をエレガントに演じている。
それぞれの形で泰子に愛をぶつける2人だが、一方で泰子は才気あふれる男たちの仲睦まじい様子に、自分だけ置いてけぼりにされているような、さみしさに複雑な気持ちになる。いつまでも重ならないベクトル、刹那のすれ違い、ひとりの女が、ふたりの男に愛されるということ。アーティストたちの戻ることのない“青春”が描かれる。
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