NY株、3日ぶり反発=ハイテク買われ167ドル高

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2025年02月11日 07:01  時事通信社

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時事通信社

 【ニューヨーク時事】週明け10日のニューヨーク株式相場は、半導体需要の底堅さを背景にハイテク株が買われ、3営業日ぶりに反発した。優良株で構成するダウ工業株30種平均は前週末終値比167.01ドル高の4万4470.41ドルで終了。ハイテク株中心のナスダック総合指数は190.87ポイント高の1万9714.27で引けた。

 半導体受託製造世界最大手、台湾積体電路製造(TSMC)が同日発表した1月の売上高は前年同月比3割増と大きく伸びた。生成AI(人工知能)向けが好調で、主要顧客の米半導体大手エヌビディアなど関連株が買われた。

 ただ、トランプ米大統領が主張する、貿易相手国が米製品に課しているものと同水準の関税を相手国の輸入品に適用する「相互関税」など、米関税策に対する警戒感は根強く、ダウの上値は抑えられた。 

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