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自然の中は弱肉強食の世界ですが、なかには種族が違っても、家族として生きていく動物が存在します。漫画家の河口けいさんが手がけた『生まれたヒナがスズメだったハヤブサの話』は題名にある通り、ハヤブサ夫妻とスズメのヒナによる物語です。
【漫画】「生まれたヒナがスズメだったハヤブサの話」全編を読む
“スズメがボケてハヤブサ夫妻がツッコミを入れる”といったギャグ展開が中心の同作は、河口さんのX(旧Twitter)にポストされると、多くの人から注目を集めて4.3万もの「いいね」と数多くの反響が寄せられています。
ある日、ハヤブサ夫妻の「ママン」と「パパン」は卵から生まれたヒナが周りと明らかに違い、どうやら「スズメ」であることに気づきます。早速ママンが「名前はミラクルね」と名前をつけると、パパンはすかさず「名前をつけるな!」「情がうつる!」とツッコミを入れたのでした。
それからハヤブサ夫妻とスズメのヒナによる生活が始まり、食事などの世話をするなかで、スズメは成長していき「ボクも大きくなったら速く飛べるかな!」とハヤブサ夫妻に尋ねます。そして、ハヤブサ夫妻は、意を決して「実はお前はね 雀なんだよ」と伝えると…。
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有名作品などのパロディも登場する同作に、読者からは「スズメのシュールなボケが好みすぎる」「パパンのツッコミで爆笑した」「スズメの去り際のセリフが最高」など好評の声が相次いでいます。そこで作者の河口さんに、同作を手がけたきっかけについて話を伺いました。
―同作を描いたきっかけを教えてください。
前にライオンが草食動物の子供を守ろうとしている動画を見たことがあり、現実とちがって創作ならハッピーエンドにできると思って描いてみました。
―同作の秀逸なツッコミやボケ展開に、つい笑みがこぼれてしまいましたが、こういったフレーズは展開に合わせて考えているのか、そのフレーズが描くために展開を考えているのか、河口さんの創作時のことを教えてください。
描きながらキャラクターが勝手にしゃべって動くイメージなので、どちらが先かよくわかりません。最後は巣立ちのシーンにしようと思って、出だしとゴールだけ決めて描きました。
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―読者にメッセージをお願いいたします。
読み終わった後、元気になってもらえるような漫画を目指しているので、楽しく読んでいただけると嬉しいです。
(海川 まこと/漫画収集家)
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