ジャック・クエイド主演『Mr.ノボカイン』公開決定 自主規制のオンパレードでギリセーフ? 特報&ポスター解禁

0

2025年02月12日 11:10  クランクイン!

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

クランクイン!

映画『Mr.ノボカイン』日本オリジナルポスター (C)2025 PARAMOUNT PICTURES.
 ジャック・クエイド主演のアクション映画『Novocaine(原題)』が、邦題『Mr.ノボカイン』として、6月20日より日本公開されることが決定。特報映像と日本オリジナルポスターが解禁された。

【動画】痛そうすぎて“自主規制” 映画『Mr.ノボカイン』特報

 本作の主人公で、痛みを感じない男・Mr.ノボカインを演じるのは、大人気テレビシリーズ『ザ・ボーイズ』で主演を務める注目俳優ジャック・クエイド。『ザ・ボーイズ』ではヒーローに復讐を誓う一般人を快演しているクエイドが、今作では無痛の体を活かして本来ならば人間としてはあり得ない方法で戦う、新たなヒーロー的なキャラクターを熱演する。クエイドは、両親が俳優デニス・クエイドと女優メグ・ライアンという才能豊かなサラブレッドでもある。

 ノボカインの彼女役には、『プレデター:ザ・プレイ』で主演を務めたアンバー・ミッドサンダーが抜てきされた。ノボカインの親友で頼れる“バディ”の役を、『スパイダーマン』シリーズの主人公ピーターの“バディ”、ネッド役でおなじみのジェイコブ・バタロンが演じる。ノボカインが立ち向かう強盗役には、俳優ジャック・ニコルソンの息子で、『プロミシング・ヤング・ウーマン』などに出演するレイ・ニコルソン。ノボカイン演じるクエイドとの豪華2世俳優の共演にも注目だ。

 監督を務めるのはダン・バーク&ロバート・オルセン。2人での初監督作品『Body(原題)』(2015)でいきなりベネツィア映画祭にノミネートという鮮烈デビューを果たしたかと思うと、その後公開された2人で監督した3作品はすべてレビューサイト・Rotten Tomatoesでフレッシュの高評価という、ハリウッドで今大注目を集める監督だ。

 本作では、ノボカインが痛みを感じないがゆえに度を超えた痛々しいシーンが登場するが、まずはストーリーの面白さを存分に堪能できるように、“自主規制”をかけた見ている側も“痛くな〜い”特報映像が解禁された。生まれつきどんな痛みも感じない“無痛の男”ノボカイン(クエイド)は、気弱でマジメな銀行員。ごく普通の地味な生活を送っていた彼だったが、素敵な彼女(ミッドサンダー)との出会いによって明るい毎日に。しかしある日、銀行強盗に居合わせてしまい、愛する彼女が人質にとられてしまう。

 ノボカインは普通に生きてきたがゆえに“戦闘力ゼロ”。痛みを感じないだけで不死身というわけではなく、身体へのダメージは他の人間とまったく変わらないが、彼女を助けるため“痛みゼロ”という唯一の武器を駆使して本気スイッチON! 映像には、ノボカインが腕に撃ち込まれた銃弾を自ら取り出す場面や、アツアツのフライパンを素手でつかんで武器にするシーン、さらにガラス片を大量に突き刺した手で攻撃を仕掛ける姿など、通常ではあり得ない方法で敵に立ち向かうシーンが“自主規制”入りで収録されている。

 あわせて、赤&黄色のエナジーカラーリングがノボカインという男を象徴する、日本オリジナルデザインのポスターも解禁された。銃を手に持ち、敵に向かって行く真剣な顔つきのノボカインの姿が描かれているが、額にはピザカッターが刺さり、喉元にはメス、足にはドライバーや矢が突き刺さっている。見るからに痛そうだが、心配無用。ノボカインはどんなに攻撃を受けても“痛くな〜い”のだ。

 そして、本作の特典つきムビチケ前売券(カード)が、3月7日より発売決定。ムビチケ前売券のデザインにはここでしか手に入らないUS版ポスターが使用されているので、ぜひ日本オリジナルポスターと見比べてほしい。さらに特典には、【痛みを感じない男・Mr.ノボカインのこれでも痛くないんカーーインシール】がついてくる。心は少し痛むかもしれないが、ノボカインに武器をいくら刺しても“痛くな〜い”密かな遊びを楽しめる面白シールとなっている。

 映画『Mr.ノボカイン』は、6月20日公開。
    ニュース設定