米投資会社ブルースター・アライアンスがパーム・エンジェルス買収　取得額は非公開

　米国の投資会社ブルースター・アライアンス（Bluestar Alliance）が、「パーム・エンジェルス（Palm Angels）」を買収すると発表した。

　パーム・エンジェルスは、イタリア生まれアメリカ育ちのフランチェスコ・ラガッツィ（Francesco Ragazzi）が2015年に設立。「オフ-ホワイト c/o ヴァージル アブロー™（OFF-WHITE c/o VIRGIL ABLOH™）」や「ヘロン・プレストン（HERON PRESTON）」「マルセロ・ブロン カウンティ・オブ・ミラン（MARCELO BURLON COUNTY OF MILAN）」とともに、ニューガーズグループ（New Guards Group）に属し、ラグジュアリーストリートを牽引してきた。
　ブルースター・アライアンスは、2024年10月にLVMH モエ ヘネシー・ルイ ヴィトン グループからオフ-ホワイト™を取得。今回の買収はオフ-ホワイト™に続き、ハイエンドストリートウェアおよびラグジュアリーファッション分野への継続的な注力を目指すものだと説明している。ブルースター・アライアンスのジョーイ・ギャベイ（Joey Gabbay）CEOは、「ストリートウェアとラグジュアリーの世界を橋渡しするパーム・エンジェルスのユニークな能力は、ファッション業界で際立っています。私たちは、パーム エンジェルスが進化、革新を続け、世界的な存在感を拡大し続けることをサポートします。また、この買収は『文化的関連性と消費者の魅力が強い象徴的なブランドを育成する』というブルースターの戦略に基づいています」とコメント。なお、買収金額は公開されていない。