写真元女優で、現在は会社員として働く片瀬那奈さん(43歳)が、ニュース番組「ABEMAエンタメ」の密着企画「NO MAKE」に出演。“オフィスで働く1日”を紹介した。
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片瀬さんはモデルとして芸能界デビューしたのち、女優として数々のドラマや映画に出演したほか、朝の情報番組のMCを長年務めるなど多岐にわたり活躍。2021年9月に所属事務所を退社すると、翌年12月にはファッション通販サイト「ロコンド」などを運営するジェイドグループの社員として働いていることを発表し、大きな話題を呼んだ。
片瀬さんの勤務形態は他の社員と同じく、平日5日間毎日出社し、午前10時から8時間勤務。主に社長秘書と広報を担当している。
片瀬さんは出社すると、まずは朝ごはん片手にメールチェック。それから商品の在庫管理やSNS運用など幅広い仕事に手をつけた。X(Twitter)の投稿業務では、1週間で27本の投稿をしていることを明かした上で、「毎日投稿しているから内容が似通ってくると嫌なので、なるべくその施策に合う絵文字を選んで使うようにしています」と、こだわりを披露した。
そのほかにも、会議に参加したり、SNS用のコーディネート写真を撮影したり、リース品の管理をしたり、多彩な業務に励む片瀬さん。芸能生活とのギャップについて、「これまでは毎日違う時間に違う場所へ行く生活だったから、毎日同じ時間で同じ場所に行くことに『飽きるんじゃないか?』と働く前は不安だったけど、“飽きる、飽きない”の話じゃないですね。この環境に飛び込んだらすぐに慣れました。想像していたよりも働きやすいって思います」と充実した表情で語った。
また、片瀬さんは「『金曜日の夜のウキウキ感ってこれか!』『早く土曜日が来ないかな?』という、今までなかった感覚があります。今までは祝日なんて分からなかったので」と声を弾ませた。
会社員の片瀬さんについて、上長に直撃すると、「喋ると本当にフランクで、他の人と変わらないスタンスで喋ってくれるのでありがたい」と称賛。また、入社を受け入れたジェイドグループの田中裕輔社長は「表向きだけの社員で、実は毎日会社に来ないんじゃないかとか、タクシー生活なんじゃないかとか想像される方もいると思うけど、そんなことはない。給料も彼女だけ特別高いとかないです。そこはフェアにやっているので」と特別扱いせず、一社員として働いていることを伝えた。
入社3年目の片瀬さんに今後の目標を聞くと、「会社員としては“ひよっこ”なので、まずは会社に貢献していきたいです」と謙遜しつつも、「芸能界は、何かを与えられた“1”の状態から、150なのか200にするのかみたいな作業。でも、今の仕事は0から1にすることもできれば、1からいくらでも伸ばせることもできる。どちらもできることにすごく魅力を感じるので、同時にできるようになるのが夢です」と掲げた。
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