男性に貢ぐことをやめられない39歳2児の母「男性用の靴を夫にレシートを見られて…」

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2025年02月12日 16:00  女子SPA!

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 一昔前に“貢ぐ君”とういう言葉が流行りましたが、世の中には、男性が欲しいものを買うことで心が満たされる女性もいます。

 今回話を聞いた女性もその中の一人。家庭があるにも関わらず、推しに貢いでしまう彼女の生活とは。

◆男性へ貢ぐことに幸せを感じる女性

「お気に入りの男性には、とにかく何かを買ってあげたくなるんです。強く見返りを求めるというわけではないんですよ。望む物を買ってあげた時の、相手の満足した顔に、心が満たされて……」

 そう語るのは、都内在住の田中美穂さん(仮名・39歳)。男性に貢ぐ時に満たされる気持ちは、何ものにも代えがたいと言います。

「私の場合、本命ひとりにたくさん何かをプレゼントしたいというわけではないんです。気に入っている人は複数人いて、その人たちに喜んで欲しいんです」

 いったい、どのような心理なのでしょうか?

◆アプリで出会った夫との円満な家庭

 美穂さんは、30歳の時にアプリで出会った夫と結婚。今は2歳と4歳の子どもを持つワーキングマザーです。

「夫とは普通に円満です。共働きなので、平日は子どもを夫が保育園へ送って、帰りは私が迎えに行くという日々を送っています。実は、昔からプレゼントする癖はあったんです。夫にも随分プレゼントしてきましたが、結婚してからはそんな余裕が無くなってきて」

 下の子が2歳になったタイミングで、久しぶりに職場復帰。すると、仕事と保育園の送迎ばかりで、美穂さんは気が滅入ってきてしまったそう。

「とにかく、忙しくて自分の時間が足りないし、子育ても楽しくなくなってメンタルが病んできて。そんな時に、当時のときめきを思い出したんです」

◆有休を使って推しを見つけるように

 美穂さんが思い出したのは、貢いで喜びを感じるあの感覚です。そこで、まず美穂さんは持っている有休を上手に使い、週に1日、午後休を申請。

「昼から夕方にかけて、貢げそうな推しを探しに行きました。アプリを使うと、昼から会える人もたくさんいて、少し年下の男性でイケメンを見つけては盛り上がって。その男性が欲しいものを買ってあげた時に満たされる、あの感覚を取り戻していきました」

 昔のときめきを取り戻した美穂さんは、心が満たされて家庭でも子どもに対しても穏やかに過ごせるようになったんだとか。

「男性の喜ぶ顔って、無邪気でとても美しいんです。私が存在している価値を見出せる感覚です!“あ、私、役に立てている”と感じる瞬間が好きで」

 アプリで出会った推しの人数は増え、今では3人になったそう。

◆推しにプレゼントする物とは

 男性がリクエストするプレゼントは、通勤用の靴や時計、炊飯器や掃除機などいろいろ。リクエストされる度に、ブランド店や家電量販店で待ち合わせをし、プレゼントしてから食事に行くことがほとんどなんだとか。

「先にプレゼントすると、その後の食事中も男性が嬉しそうにしている様子が見られるから、また私のテンションが上がるんです。食事の支払い時に『ここは俺に出させて』と言われることもあるのですが、私が出したい派なので最後まで断っています」

 そんなに貢いでばかりで、自分が欲しい物は買えているのでしょうか。

「私、物欲ないんですよ。必要なものはひとつずつあればいいし、物は壊れるまで使います」と言う美穂さん。

◆2ヶ月で110万円を貢ぐことに

 美穂さんが貢ぎ始めて2か月経った今、3人の男性に貢いだ金額は110万円になったといいます。

「まあ、人によって欲しいものの金額が違うのでね。でも、相手が欲しいと言ってくれた物のランクだけは下げたくないですね。ボーナス110万円はすべてこの返済に当てようと思っています」

 そう語る美穂さんですが、心配ごともあるんだとか。

「先日、男性用の靴を買ったレシートを夫に見られてしまって。それから夫が私の動きを気にしているんですよね。また、夫とはお財布は別なのですが、もう少しペースを落とさないと生活費として入れる額もなくなりそうで」

 予算的にも、そろそろ控えなければと感じている美穂さん。貢ぐ喜びに代わる、ときめきが家庭で見つけられると良いのに。
<取材・文/maki>

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