結成25年KAT−TUN電撃解散 デビュー20周年前に終止符「最後まで誇り」1年以上かけ決断

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2025年02月12日 22:16  日刊スポーツ

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KAT−TUNの、左から中丸雄一、亀梨和也、上田竜也(19年8月撮影)

人気アイドルグループKAT−TUNが3月31日を持って解散することが12日、所属事務所の公式ホームページなどで発表された。メンバーの亀梨和也(38)も同日をもってSTARTO ENTERTAINMENTを退所する。


亀梨、上田竜也(41)中丸雄一(41)の3人は、ファンクラブ向けの公式サイトに連名でコメントを発表。1年以上かけ、メンバー同士や事務所と話し合いした末の決断という。「結成して25年、長きにわたり僕たちKAT−TUNを応援下さり、本当にありがとうございました」とし、「結論としてこのような形になる事で、ファンの皆さまには寂しい思いをさせてしまい申し訳なく思っておりますが、最後までKAT−TUNとして誇りをもって活動していきたいと思います」と表明した。関係者によると、解散に至ったのは亀梨の退所決断だけが直接的に影響しているわけではなく、総合的な判断という。 STARTO ENTERTAINMENTも公式ホームページで「2024年4月にKAT−TUNは当社と契約し活動を続けて参りましたが、およそ1年にわたりメンバーと協議を重ねた結果、2025年4月1日からの2年目の契約にあたりましては、KAT−TUNの看板を下ろし、それぞれの道を選ぶ形の方が今後のメンバーにとってより良いと会社として判断致しました」と経緯を説明した。今後、亀梨は個人事務所を設立して芸能活動を継続し、上田と中丸は現事務所所属のまま活動を継続する。


3人は昨年6月に台湾でライブを行っているが、国内でのライブは23年2月から5月にかけて行われたツアーが最後。活動終了にあたり、KAT−TUNとして、ファンと対面する最後の場を設ける予定という。3人は「皆さまとお会いできる機会を作るべく話し合っておりますので、これからも、亀梨和也、上田竜也、中丸雄一を応援して頂けると大変嬉しく思います」と呼びかけた。詳細は決定次第、随時発表されるという。


グループは結成から約25年にわたって活動してきた。01年に亀梨、上田、中丸、赤西仁(40)、田中聖(39)、田口淳之介(39)の6人で結成。6人それぞれの名字のイニシャルをつなげて命名された。06年3月、デビューシングル「Real Face」がミリオンセラーを記録。他のアイドルとはかぶらない、やんちゃなグループカラーも光り、人気を博した。


瞬く間にスターダムに立った一方で、「紆余曲折」と言及したように、3度のメンバー脱退など不安定さがにじむ期間もあった。10年7月には、赤西が方向性の違いで脱退。13年9月に田中が度重なるルール違反により契約解除、15年には田口が16年3月末での脱退を発表した。


現在の3人組となった16年5月には一度、充電期間に突入し、18年1月の復活まで個々でソロ活動に専念。おのおのが着実に活躍の幅を広げ、21年にはNHK紅白歌合戦に初出場。昨年は中丸が週刊誌報道を受けて活動を自粛したが、3人は何度も揺らいだ基盤を支えながら、結成から20年以上にわたってグループ存続に努めてきた。

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