『第79回毎日映画コンクール』贈呈式に出席した越山敬達 (C)ORICON NewS inc. 『第79回毎日映画コンクール』の贈呈式が13日、都内で開催。『ぼくのお日さま』の越山敬達(15)がスポニチグランプリ新人賞に輝いた。
【写真】期待しかない!新人賞を受賞し決意を語った越山敬達 気鋭の俳優である越山は15歳とは思えぬ落ち着きで壇上に。「名誉ある賞をいただけたことをすごくうれしく、光栄に思います。『ぼくのお日さま』は、僕にとって初めての主演映画で、学ばせていただくこと、経験させていただくことがたくさんありました。そして今もこうして素晴らしい経験をさせていただいています」としみじみ口にすると「僕をこの場に立たせてくださった監督に、池松(壮亮)さん、中西(希亜良)さん、はじめとしたキャストの皆さん、そしてスタッフの皆さん、この映画を見てくださった観客の皆さん、そして『毎日映画コンクール』の関係者の皆さん、本当にありがとうございました」と感謝のメッセージ。最後は「この楽しい、そしてうれしい気持ちを忘れずに、これからもこの賞に恥じないように、そしてまたこの舞台に戻ってこれるように頑張ります。本日は本当にありがとうございました」と決意を新たにしていた。
同賞の対象は、2024年1月1日から12月31日までに国内で14日間以上劇場公開された映画(ドキュメンタリー、アニメーションは完成または上映した作品)となっている。
今年の『毎日映画コンクール』は、ジェンダーレスの観点から男優、女優両主演賞を俳優主演賞に変更。スポニチグランプリ新人賞(男性)、スポニチグランプリ新人賞(女性)も性別関係なく1人となった。
■『第79回毎日映画コンクール』受賞結果
日本映画大賞:『夜明けのすべて』(三宅唱監督)
外国映画ベストワン賞:『オッペンハイマー』(クリストファー・ノーラン監督)
主演俳優賞:河合優実『あんのこと』『ナミビアの砂漠』
主演俳優賞:横浜流星『正体』
助演俳優賞:池松壮亮『ぼくのお日さま』
助演俳優賞:カルーセル麻紀『一月の声に歓びを刻め』
スポニチグランプリ新人賞:越山敬達『ぼくのお日さま』
監督賞:三宅唱『夜明けのすべて』
脚本賞:濱口竜介『悪は存在しない』
撮影賞:池田直矢『十一人の賊軍』
美術賞:林田裕至『箱男』
音楽賞:石橋英子『悪は存在しない』
録音賞:浦田和治『十一人の賊軍』
大藤信郎賞:『私は、私と、私が、私を、』(伊藤里菜監督)
ドキュメンタリー映画賞:『映画 ○月○日、区長になる女。』(ペヤンヌマキ監督)
TSUTAYA DISCAS 映画ファン賞・日本映画部門:『夜明けのすべて』(三宅唱監督)
TSUTAYA DISCAS 映画ファン賞・外国映画部門:『インサイド・ヘッド2』(ケルシー・マン監督)