再びアシストを記録したGKエデルソン [写真]=Getty Images マンチェスター・シティに所属するブラジル代表GKエデルソンが、再びアシストを記録した。
エデルソンは15日に行われたプレミアリーグ第25節のニューカッスル戦に先発出場を果たし、0−0で迎えた19分に後方から最前線へ正確なフィードを送ると、抜け出したオマル・マーモウシュがダイレクトで技ありのループシュートを決め、先制点をアシストした。なお、試合はマーモウシュがハットトリックを達成するなど、4−0で快勝している。
先制点を演出したエデルソンはこれが今シーズンのリーグ戦では3アシスト目となり、データサイト『OPTA』によると、同選手はGKとして1シーズンで3アシストを記録した史上初の選手になったという。
また、プレミアリーグでは通算6アシスト目となったエデルソンは、プレミアリーグ公式Xによると、5アシストを記録していた元イングランド代表GKポール・ロビンソン氏を上回り、リーグ史上最多アシストを記録したGKにもなったことが伝えられている。なお、エデルソンは266試合出場目で同記録に到達したが、ロビンソン氏は通算375試合に出場していたことも明らかになっている。
新たな記録を樹立したエデルソンはクラブ公式サイトで「このような記録を達成できて嬉しい。さらに記録を伸ばしていきたいね」と喜びを口にしながら、次のように続けた。
「彼らはマンツーマンでマークしてくるので、対戦するのが難しいチームだ。スペースがあるのはわかっている。マンツーマンでプレーしていると、フリーなのはGKだけだからね。それでも、マンツーマンの前線にはサヴィーニョやマーモウシュ、アーリング(・ハーランド)といったスピードのある優秀な選手たちがいる。だから、そこにボールを送るだけでいい。簡単なことだよ」
また、先日からロングボールを起点に得点が生まれる場面が増えていることから、チームとしてトレーニングで取り組んでいるのかと聞かれたエデルソンは「正直言うと、してはいない」と否定しつつ、普通のプレーであることを明かした。
「そけい部に少し問題があったので、あまり練習はしていない。普通のことだよ。ここに来てから最初の2シーズンはたくさん練習したことを覚えている。今では自然なことだ。動きを見て、ボールが僕のところに来たら、スペースに蹴るだけだ」
【ハイライト動画】マンチェスター・シティvsニューカッスル