【阪急杯見どころ】決め手鋭いソーダズリングに期待

　長期ブランク明けの前走でも見せ場十分のソーダズリング。終いの脚は堅実で巻き返す。出走を予定している主な有力馬は次の通り。

■2/22(土)　阪急杯(4歳上・GIII・京都芝1400m)

　9カ月ぶりだった前走の阪神Cは6着でも、終いに良い脚を使って能力を再認識できたソーダズリング(牝5、栗東・音無秀孝厩舎)。同じ京都の1400mでは3走前の京都牝馬Sで勝利。負かしたナムラクレアはGIでも上位の存在と言える強者。今回も休み明けだが、前走とは間隔が詰まっており調整も順調。ここに入っても決め手は上位だ。鞍上は浜中俊騎手。

　オオバンブルマイ(牡5、栗東・吉村圭司厩舎)のここ2戦は案外だが、京王杯2歳Sの勝ち馬でNHKマイルCでも3着と好走した実績馬。3カ月ぶりの実戦となるが、調教では一追い毎に良化を見せて、先週は力強い動きを披露。ここに向けて調整は順調で巻き返しは容易だ。鞍上はA.ルメートル騎手。

　その他、距離延長歓迎のスズハローム(牡5、栗東・牧田和弥厩舎)、年齢を感じさせない活躍をしているトゥラヴェスーラ(牡10、栗東・高橋康之厩舎)、一昨年の勝ち馬アグリ(牡6、栗東・杉山晴紀厩舎)、同舞台のスワンSの勝ち馬ダノンマッキンリー(牡4、栗東・藤原英昭厩舎)、昇級戦でも立ち回りが巧みなフルメタルボディー(セ5、栗東・清水久詞厩舎)らが高松宮記念に向けて争う。発走は15時35分。