勝利に貢献した遠藤航 [写真]=Getty Images リヴァプールを率いるアルネ・スロット監督が、日本代表MF遠藤航を絶賛した。16日、クラブ公式サイトが伝えている。
遠藤は16日に行われたプレミアリーグ第25節のウルヴァーハンプトン戦でベンチスタートとなったものの、2点リードしていたところで67分に1点を返されて迎えた71分から途中出場。体を張った粘り強い守備対応を見せ、2−1での勝利に貢献を果たした。この活躍から、出場時間は短かったものの、ファン投票によるこの試合のプレーヤー・オブ・ザ・マッチ(POTM)に選出されている。
データサイト『OPTA』によると、後半はシュートゼロに終わったリヴァプールは、2003−04シーズンから同サイトが記録を集計し始めて以降、本拠地『アンフィールド』でのプレミアリーグの試合で45分間に1本もシュートを打てなかった初の試合になったという。
このデータに示されている通り、後半は攻め込まれる展開になるなど、ウルヴァーハンプトンに苦しめられたリヴァプールだったが、イギリスメディア『90min』では遠藤が71分に出場して以降、ウルヴァーハンプトンは1本のシュートしか打てなかったことも伝えられており、同選手が逃げ切りに大きく貢献したことが明らかになっている。
試合後、スロット監督は「今日再び、ジャレル(・クアンサー)やワタ(遠藤航)のような選手たちがこのチームにとっていかに欠かせない存在であるかがわかったと思う」と遠藤とともに途中出場して決定機阻止を見せたクアンサーに賛辞を送った。
「何かを達成したいなら、もちろんモー(モハメド・サラー)やルチョ(ルイス・ディアス)、そのほかの選手たちによるゴールが必要だが、このようなパフォーマンスを発揮してくれる選手たちも必要になる」
【ハイライト動画】リヴァプールvsウルヴァーハンプトン