心を閉ざした8カ月の保護犬、パパさんのある作戦を続けたら…… まさかの行動に「泣いた」「心に沁みる」

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2025年02月17日 20:33  ねとらぼ

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保護犬のケンタくん

 心を閉ざした保護犬。根気強く接していたら……そんなワンコの成長を捉えた動画がYouTubeに投稿され「実に心に沁みる」「素晴らしい!」と感動を呼んでいます。記事執筆時点で動画は8万回再生を超え、4000件以上の高評価を獲得していました。


【画像】まさかの行動


 投稿したのは、YouTubeチャンネル「ブルドッグぶるまるチャンネル」。今回は、ブルドッグのお兄ちゃん「ぶるまる」くんと、妹の「まるこ」ちゃんと暮らす飼い主さん夫妻のお家で、人が苦手な保護犬を一時預かりすることになりました。


●徐々に心を開いてくれているかと思いきや……


 保護犬の名前は「ケンタ」くん。推定8カ月の男の子で、生後3カ月くらいの時に道端で拾われたそうです。ゆっくりなペースですが、ごはんを食べてくれたり夜にクレートから出てきたりして、徐々に慣れてきてくれている様子です。ママさんの帰郷後もまるこちゃんとの距離が縮まり、パパさんは安心して見守っていました。


 ところが、ケンタくんをお風呂に入れようとしたある日のこと。バスルームに移動するときが怖かったのか、再び心を閉ざしてしまいます。ぶるまるくんが声をかけてもケンタくんはクレートに引きこもってしまい、一からのスタートとなってしまいました。


●「ちゅ〜る大作戦!」を実行


 次にパパさんは、ケンタくんにあまり刺激を与えないよう「側面を向いて座る」作戦を実行。側面を向くことで恐怖心が薄れるそうなので、ぶるまるくんとまるこちゃんと日向ぼっこをしながら見守っていました。この作戦に加え、おやつで仲良くなる「ちゅ〜る大作戦!」も実行することに。


 パパさんは早速、買ってきたワンコ用の「ちゅ〜る」をケンタくんに与えてみます。しかし、おいしそうないい匂いがするおやつのはずですが、ケンタくんは食べてくれません。人の手が怖いようで、パパさんをじっと見つめるばかりです。見守っていたぶるまるくんとまるこちゃんも残念そうにしていました。


 最初からうまくいくとは思っていなかったパパさん。愛犬に見守られながら、ケンタくんに根気よく「ちゅ〜る」を与え続けます。また、YouTubeで食べさせ方を勉強することも。なかなか進展せず自分の心が折れそうなときには、ぶるまるくんとまるこちゃんの寝顔を見たり一緒にお散歩したりして、充電をしていました。


 そんな日々を過ごしていたある日のこと。毎日優しく接してくれるパパさんの温かい気持ちに気付いたケンタくんは、ついに「ちゅ〜る」をペロリ。人の手を警戒しつつ、おいしそうに食べてくれました。努力の末、再び心を開いてくれたケンタくん。大喜びのパパさんは、帰郷中のママさんにこの時の感動を愛犬たちとともに伝えるのでした。


●「大きな一歩ですね、感動」


 パパさんの優しさに触れ、徐々に成長していくケンタくん。こちらの動画には「何度も何度もチャレンジするパパさん本当にえらいです」「ワンコがチュールを舐めただけでこんなに感動したことがあっただろうか」「パパさんの愛情でケンちゃんが心を取り戻してくれる過程を涙ながらに見守っています」「大きな一歩ですね、感動」「ケンタの勇気もナイス。パパさんもナイス根気強さ」など反響の声が寄せられていました。まだまだ慣れないことがいっぱいだけど、無理せず少しずつ心を開いていこうね。


 ファミリーの日常とケンタくんの様子は、YouTubeチャンネル「ブルドッグぶるまるチャンネル」とInstagramアカウントで公開中。以前は、ママさんに催眠術をかけられるぶるまるくんが「癒やされました〜」と注目を集めていました。


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画像提供:YouTubeチャンネル「ブルドッグぶるまるチャンネル」



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