21年ぶりのプレミアリーグ制覇を狙うアーセナルだが、今シーズンは開幕直後から主力に負傷者が続出。絶対的司令塔かつ主将のノルウェー代表MFマルティン・ウーデゴーアが昨年9月から約2カ月間戦列を離れたほか、ブラジル代表FWガブリエウ・ジェズスとドイツ代表FWカイ・ハヴァーツの復帰は来シーズンになると見られている。また、現在はイングランド代表FWブカヨ・サカとブラジル代表FWガブリエウ・マルティネッリも離脱中だ。
厳しい台所事情の中、アーセナルの前線を牽引しているのがU−19イングランド代表MFイーサン・ヌワネリだ。2022年9月にプレミアリーグ史上最年少の「15歳181日」でデビューを飾った生え抜きは、昨年夏のプレシーズンからトップチームに帯同。シーズン開幕直後はそれほど出番がなかったものの、サカの負傷離脱後は代役として右ウイング（WG）に定着し、ここまで公式戦24試合で7ゴール1アシストをマークしている。
チャンピオンズリーグ（CL）リーグフェーズ最終節のジローナ戦やプレミアリーグ第24節マンチェスター・シティ戦では、サカを彷彿とさせるような形から強烈なミドルシュートを沈め、直近のプレミアリーグ第25節でもスペイン代表MFミケル・メリーノの先制点をアシスト。データサイト『LiveScore』によると、欧州5大リーグに所属する21歳以下の選手のうち、90分あたりのゴール直接関与数が最も高いのがヌワネリだという。
かつてアーセナルで22年間に及ぶ長期政権を築き、2003−04シーズンには“インビンシブルズ”を率いてプレミアリーグ無敗優勝を成し遂げたアーセン・ヴェンゲル氏は、イギリス紙『イブニング・スタンダード』にてヌワネリについて言及。自身が率いたチームで10代の頃から主力として活躍した元スペイン代表MFセスク・ファブレガス氏と比較しつつ、次のようにコメントした。
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サカやマルティネッリの復帰は4月頃になるとも報じられており、アーセナルにとっては難しい戦いが続く。首位リヴァプールの背中を追い続けるためにはヌワネリのさらなる活躍が必要不可欠だろう。
【ゴール動画】まるでサカ！ ヌワネリがマンC戦で叩き込んだスーパーミドル
最後は17歳⭐️
ヌワネリのゴールで
アーセナルがシティを粉砕⚽️
📺https://t.co/IQcfgHPywb pic.twitter.com/BhELUqXtUS— U-NEXTフットボール (@UNEXT_football) February 2, 2025
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