竹野内豊、吉永小百合からバトンタッチ「身に余る光栄」JR東「大人の休日倶楽部」の新キャスト

俳優竹野内豊（54）が12日、都内で「大人の休日倶楽部」プレス発表会に出席した。

JR東日本が50歳からの旅と暮らしを応援する会員向けサービス「大人の休日倶楽部」の新メインキャストに起用された。グラフィック広告がJR東日本主要駅とブランドサイトに展開されるほか、24日からはテレビCM「福島・会津」編が放送される。「撮影は昨年の11月上旬に行いました。ようやくお披露目できてうれしく思います」とあいさつした。

「大人の休日倶楽部」は05年のサービス開始から20年間、吉永小百合（79）がキャストを務めてきた。吉永からのVTRで「今回、竹野内さんが後を継いでくださるということで、何かできることがありましたらサポートしていきたいと思っております」とメッセージを受け取ると、「背筋が伸びるような気持ちになりました。特別な使命を帯びるような感覚。身に余る光栄です」と感謝した。

新たな広告は「大人はみんな、旅の途中。」をキャッチコピーに展開される。「仕事を優先した生き方を長く続けてきたこともあって、仕事以外でまだ経験できていないこと、行ったことがない場所も数えきれないほどある。少しずつプライベートでも人生を豊かにしていきたいと思います」と話した。

CMでは福島の五色沼でボートをこぐシーンがある。「紅葉が最盛期を迎える少し前だったんですけど、大地の美しさはもちろん、水面（みなも）に映る景色が素晴らしくて、四季折々の美しさを全身で感じられる空間でした。ボート、あんまりうまくこいじゃうとね。ちょっと苦労しているようなお芝居で。奮闘ぶりを楽しんでもらえたらと思います」と笑顔を見せた。