写真俳優の竹野内豊(54歳)が3月12日、東京ステーションホテルにて行われた「大人の休日倶楽部」(JR東日本)のプレス発表会に登壇。「いざ自分が大人と感じていた年齢になってみると…」と、“大人”のイメージについて語った。
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トークセッションの中で、「大人」という言葉に抱くイメージを聞かれた竹野内は「子どもの頃に思い描いていた大人のイメージは、大人は知らない事がなくて、人生の中で起こりうるあらゆる問題全てを意のままに解決できる、そんなイメージでおりました」と幼少期を振り返り、「ですが、いざ自分が大人と感じていた年齢になってみると、なかなかそうはいかないな、と思いますね(笑)」と笑う。
2024年には、俳優デビュー30周年を迎えた竹野内。その「人生」という名の旅について「長く俳優生活をさせていただく中で、本当に数え切れないほどのスタッフの方々、人とのご縁や出会いがありました。楽しいこと、嬉しいことなどたくさんあったんですけど、さまざまな苦しみを乗り越える瞬間のほうが、自分の中ではインパクトが強くて残っていて、思い通りにはなかなか進めないぞって」と告白した後、「厳しい旅がきっと自分には必要だったんだと思っています。今となっては、そういう時間を経験できたことが、本当によかったと感じます」と語る。
そして、これからも続く旅に対し、「まだまだ旅の途中です。むしろ序盤なのではって思うくらいまだ未熟で、日々新しい壁が生まれている感覚ですが、(壁の)乗り越え方の種類は少しずつ増えてきたような感じがします」と意気込みを語った。
また、目指す「大人」については「実は、自分のことは自分が一番見えないかもしれないですが、今後は流れ行く日々の中でも本来の自分を忘れずに、自分らしい有意義な時間の使い方をしていきたいと思います」と胸中を打ち明けた。
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