元NMB48で利き酒師の高野祐衣(31)が12日、4月3日にオープンする東京・西浅草の和ビストロ「yuito」で会見した。
現在、プレオープンで営業中。2022年7月に同じ西浅草で日本酒専門販売店「ゆい酒店」を開店。立ち飲みだけでなく、本格的な飲食店のオープンとなる。
高野は「21年に1度、タレント活動を引退して、自分が何に貢献できるかを考えた時、日本酒業界のお役に立てたらと酒販店を始めました。今度は若い女性やデート使いで、日本酒をクールになおかつカジュアルにグラスで飲めるお店をということで開店します。お店のレイアウト、壁の色、床の色、天井の色まで、洋服の小物を決める感覚、センスで選びました。いろいろなところの物件を見ましたが、ここが一番気に入りました」と笑顔を見せた。
きき酒師、日本ソムリエ協会の酒ディプロマの資格を持つ。「自分のセカンドキャリアを考えた時、このまま誰かと結婚するのかとか思っていました。そんな時に酒屋をやっている先輩と出会って、酒屋をやってみようと思いました。会社をつくり、クラウドファンディングで370万円集めて融資も受けました。性格上、思い切るのが得意なんで(笑い)」と振り返った。
お酒はオリジナルの「おべとゆいと」を始めとする日本酒が中心だが、食事は和洋をモダンにミックスしている。「日本酒を買いに行って飲むことをハードルが高いと感じる人でも、ご飯屋さんだったら行ってみようと思ってくれるかなと。女子会、デートにもぜひ」。酒販店、和ビストロに続く次の夢もある。「私の故郷の大阪って、あまり冷酒を飲む文化がないんです。なので大阪にも、お店を開ければと。地元ですし、両親も住んでいるんで」と話した。
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