リヴァプール、主将ファン・ダイクの去就は依然不透明…ドルトムントDFが後継者候補に?

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2025年03月13日 15:48  サッカーキング

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去就に注目が集まる(左)ファン・ダイクと(右)シュロッターベック [写真]=Getty Images
 リヴァプールがドルトムントに所属するドイツ代表DFニコ・シュロッターベックに関心を寄せているようだ。12日、ドイツ紙『ビルト』やイギリス紙『デイリーメール』が伝えている。

 リヴァプールでは2018年1月にサウサンプトンから加入したオランダ代表DFフィルジル・ファン・ダイクが長らく最終ラインの主軸として君臨。アルネ・スロット監督が就任した今シーズンもここまで公式戦40試合に出場し、安定感際立つパフォーマンスでプレミアリーグ首位を快走するチームを支えている。

 しかし、そんなファン・ダイクの現行契約は6月末で満了に。現時点で新契約締結には至っておらず、パリ・サンジェルマン(PSG)とのチャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16・セカンドレグ後に選手本人が「保留中ではないが、現時点ではまったく分からない。今シーズンは残り10試合だし、僕はそこに全力を注いでいるよ」とコメントするなど、去就は不透明となっている。

 報道によると、リヴァプールは今シーズン終了後にファン・ダイクが退団する可能性を考慮し、シュロッターベックの獲得に興味を示しているという。ビルドアップ能力にも定評がある身長191センチの左利きセンターバック(CB)は、フライブルクとウニオン・ベルリンを経て、2022年夏にドルトムントへ完全移籍加入。ここまで公式戦通算122試合出場6ゴール14アシストという成績を残している。

 リヴァプールはシュロッターベック獲得に向けて、5000万ユーロ(約80億円)程度の移籍金を支払う準備があるとのこと。同選手は現行契約を2027年6月末まで残し、次期キャプテンとの呼び声も高いが、ドルトムントが来シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)出場権を逃した場合には、今夏の移籍市場で新天地を求める可能性もあると報じられている。

 なお、ドルトムントはCLラウンド16でリールを下し、ベスト8へ駒を進めたものの、ブンデスリーガでは現在10位と苦戦が続いている。今後の戦いがシュロッターベックの去就に大きく影響を与えることとなりそうだ。

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