米カリフォルニア州ロサンゼルスの酒店に並んだフランス産ワインを手に取る客(AFP時事) 【ワシントン時事】トランプ米大統領は13日、欧州連合(EU)が米国産ウイスキーへの追加関税導入の方針を即座に撤回しなければ、「EUからのワイン、シャンパンなど酒類に近く200%の関税を課すだろう」と表明した。SNSに投稿した。米欧双方が関税をかけ合う貿易戦争に発展する懸念が強まっている。
トランプ氏は、EUは「米国を利用する目的で設立された」と主張。「世界で最も敵対的で悪用されている税金と関税を課す当局の一つだ」と非難した。また「米国には自由貿易がなく、『愚かな貿易』がある。世界が米国からぼったくっている」とも投稿した。