レイプ訴訟を取り下げられたジェイ・Zに新展開 原告が弁護士に強要されたと報じられるも一転、原告女性がこれを否定

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2025年03月14日 19:40  クランクイン!

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レイプ訴訟を取り下げられたジェイ・Zに新展開 原告が弁護士に強要されたと報じられるも一転、新音声が明らかに (C)Zeta Image
 ミュージシャンでラッパーのショーン・コムズとともに、当時13歳の少女に性的暴行を振るったとして訴えられるも、後に訴訟取り下げとなったジェイ・Z。原告は、弁護士から強要されて訴訟を起こしたとする音声が明らかになったが、原告がこれを否定した。

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 この訴訟はもともと、これまでコムズを被告として数々の訴訟を起こしてきたテキサス在住の弁護士トニー・バズビーが、昨年10月に、2000年9月7日に行われたMTV VMAsのアフターパーティーで、事件当時13歳だった匿名女性に対し、コムズともう1人の男性セレブが、女性セレブ立ち合いのもと、性的暴行を行ったとして訴えていたもの。

 12月に訴訟内容を修正し、加害者の男性セレブとして、ジェイ・Zの名前を新たに追加。ジェイ・Zは、容疑を断固否定し、訴訟の却下を求めるとともに、原告の名前を公表するよう申し立てを行い、その後バズビー弁護士を相手取り、恐喝と名誉棄損で訴訟を起こすなどしていたが、2月に原告側弁護士により訴訟が取り下げられた。

 MailOnlineによると、ABCニュースが現地時間3月12日、原告女性の話を収めた録音テープを公開。録音された会話は、原告女性と私立探偵との間でやり取りされたもので、ジェイ・Zは原告女性に対し性的暴行を振るっておらず、バズビー弁護士が虚偽の主張をするよう促したと認めていたそう。ジェイ・Zの弁護士は、「この録音がすべてを物語っています」と述べ、「これは明らかに虚偽の主張であり、カーター氏(ジェイ・Zの本名)がこの件に巻き込まれた唯一の理由は、彼女が関与させるように促されたからです」と説明していた。

 しかしTMZによると、13日に原告女性が裁判所に対し、ジェイ・Z側の主張を否定する文書を提出したそうだ。私立探偵2人が連絡もなしにアラバマ州の自宅に現れ、非常に動揺したと述べ、私立探偵らが証言した「落ち着き、冷静だった」姿とは対照的だったと主張。ジェイ・Zから暴行を受けていないと4度認めたという彼らの主張を否定し、「カーター氏から暴行を受けていないなどとは、(1度であれ4度であれ)決して言っていない」と述べた。バズビー弁護士に強要されたという点についても、曖昧ながら否定しているそうだ。

 また、音声ではレイプの訴えを撤回する宣誓供述書にサインをする代わりに、対価を求めるような発言が録音されていたが、このやり取りは、彼女に不利な印象を与えるために、編集されたものであると主張。私立探偵の1人が立ち去る時に、「我々はあなたを助けようとしているんだ」と叫んだことに対し、「どんな助けを得られるのか」と答えた言葉を悪用されたと訴えている。
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