ジュニアユースから在籍の浦和と移籍2カ月で初対戦 大宮V西尾葉音「楽しかったけど…」

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2025年03月15日 22:33  サッカーキング

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59分までプレーした大宮VのFW西尾葉音 [写真]=WE LEAGUE
 2024-25 SOMPO WEリーグ第14節が15日に行われ、大宮アルディージャVENTUSと三菱重工浦和レッズレディースが対戦。“さいたまダービー”は敵地に乗り込んだ浦和が3−0で勝利し、暫定で首位に浮上した。

 2トップの一角として先発し、59分までプレーした大宮VのFW西尾葉音は浦和の下部組織出身。ジュニアユース時代から過ごしたクラブだったが、今冬に大宮Vへ期限付き移籍した。加入後3試合目で早くも古巣との一戦となったが、「個人的にすごい楽しみな試合だったので、始まってからも不思議な気持ちというか、『対レッズだ』みたいな」と、複雑な思いもあったと話す。

 試合は全体的に浦和が押し込み、大宮Vは自陣で守備を固めつつ、2トップに早めに預けて打開を図る展開が多くなった。「自分が足元でタメを作ることが狙いだったので、できたところもある」としつつ、「シュートも全然なかったですし、チームとしても個人としても、もっと自分に矢印を向けて、もっと成長したい」と反省を口にした。

 対戦相手として初めて感じる浦和。「楽しかったですけど、やられたなっていう。思っていたよりもできたところが多かったからこそ悔しい」と正直な気持ちを話し、特に同い年の石川璃音とのマッチアップでは「ちょっとのミスで、もう狙われていました。でも、前線でタメを作るところではできた部分もあるので、そこはポジティブに」と振り返っている。

 初の浦和からの移籍が同じ埼玉県のライバルクラブ。「違うチームにきたからこそ得られたところも多いので、ちょっとでも成長した姿を見せられたかなと思います」と古巣対戦を振り返り、成長を誓っている。

取材=小松春生


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