阪神大賞典に出走予定のショウナンラプンタ(c)netkeiba 菊花賞の内容から距離延長大歓迎のショウナンラプンタを主力視する。出走を予定している主な有力馬は次の通り。
■3/23(日) 阪神大賞典(4歳上・GII・阪神芝3000m)
日が経つに連れて以前の乗り難しさが解消されているショウナンラプンタ(牡4、栗東・高野友和厩舎)。日本ダービー大敗を糧に昨秋以降は安定した成績。前走は古馬となって初めての重賞でも上がり最速で2着に食い込んだ。菊花賞でも見せ場十分と距離延長は歓迎。鞍上に名手を迎えて重賞初制覇だ。鞍上は武豊騎手。
ヴェローチェエラ(牡4、栗東・須貝尚介厩舎)も前走が古馬になってから初めての重賞。ショウナンラプンタの後塵を拝したが、それでもコンマ2秒差。早くに動いたことを考えれば悲観する内容ではない。位置取りにはこだわらず、長く良い脚が使える点が長所で、3000mで巻き返しは必至。鞍上は川田将雅騎手。
その他、近走が案外な結果もこの時期から調子を上げるブローザホーン(牡6、栗東・吉岡辰弥厩舎)、メルボルンCで世界の強豪と鎬を削ったワープスピード(牡6、美浦・高木登厩舎)、阪神での実績が光るマコトヴェリーキー(牡5、栗東・上村洋行厩舎)、安定感抜群のゴールデンスナップ(牝5、栗東・田中克典厩舎)らが持久力を要す長距離を争う。発走は15時30分。