今週前半の近畿地方は冬の寒さ 後半は春本番の暖かさで、花粉は「極めて多い」

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2025年03月17日 11:28  日本気象協会

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日本気象協会

今週前半の近畿地方は冬の寒さ 後半は春本番の暖かさで、花粉は「極めて多い」

今週の近畿地方は、19日(水)まで冬のような天気と寒さになりますが、20日(木)の春分の日からは、晴れて春本番の暖かさになるでしょう。また、暖かさとともに、最盛期を迎えているスギ花粉の飛散が活発になり、今週後半は「極めて多い」見込みです。万全の花粉対策が必要です。



●今週前半 北部や内陸部で氷点下の冷え込みになる日も


今日17日から19日(水)ごろにかけて冬型の気圧配置になり、近畿地方には平地でも雪を降らせるような寒気が流れ込む見通しです。このため、今週の中頃にかけては、朝晩は冷え込みが強まり、北部や内陸部では氷が張るくらいの冷え込みになる日があるでしょう。
大阪ではこの時季の平年の最低気温は6℃から7℃くらいですが、20日(木)ごろにかけては2℃くらいの冷え込みになる日もあり、真冬の寒さに逆戻りする見込みです。まだ、冬物のコートが必要な寒さとなりそうです。


●今週前半は10℃以下の日も 今週後半は一気に暖かく 20℃超えの所も


今週の中頃まで寒の戻りで、昼間の気温が10度に届かない日がありますが、冬型の気圧配置が緩む20日(木)以降は暖かい空気に覆われる見通しです。次第に寒さは和らぎ、22日(土)になると多くの所で日中の気温は20℃前後まで上がる見込みです。一気に暖かくなり、各地で4月中旬並みの暖かさとなるでしょう。


●今週後半は暖かさとともにスギ花粉が「極めて多く」


現在、スギ花粉の飛散は最盛期で、先週は近畿地方では花粉が大量に飛散した所が多くなりました。
今日17日(月)から19日(水)ごろにかけては、雨や寒さで花粉の飛散が抑えられる傾向ですが、暖かくなる20日(木)からは再び花粉の飛散が活発になり、「極めて多い」量の飛ぶ所が多くなるでしょう。また、スギ花粉に加えて、ヒノキ花粉が飛びはじめます。20日(木)以降は晴れて、行楽日和になりますが、花粉症の方は万全な対策をしてお出かけください。まだ花粉症になっていない方も、なるべく花粉を取り込まないよう対策をなさってください。



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