東海 18日は穏やかな晴天も 夜は天気急変に注意 20日頃まで寒の戻り 週間天気

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2025年03月17日 13:40  日本気象協会

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日本気象協会

東海 18日は穏やかな晴天も 夜は天気急変に注意 20日頃まで寒の戻り 週間天気

東海地方は、今週前半、天気は目まぐるしく変化するでしょう。特に、明日18日の夜は、荒れた天気となる可能性があります。天気の急変に注意してください。



●今日17日は風が強い 体感は気温より寒く 強風・高波に注意


今日17日の東海地方は、上空の寒気や気圧の谷の通過で、大気の状態が不安定になっています。夕方にかけて、にわか雨やにわか雪の所があるでしょう。
岐阜県の飛騨北部などは、午後も雪が降りますが、次第に雪の範囲は狭くなる見込みです。夜遅くには、雪の止む所が多くなるでしょう。

また、日本付近は冬型の気圧配置で等圧線の間隔が狭く、沿岸部を中心に、10m/s以上のやや強い風が吹いています。名古屋市内でも、10m/s以上のやや強い西寄りの風を観測しました。この後も、強風や高波に注意してください。岐阜県の積雪が多く残っている地域では、なだれにも注意が必要です。


●明日18日の夜は春の嵐か 天気の急変に注意


明日18日は、冬型の気圧配置は緩み、強い風は一旦収まりますが、西からは低気圧が近づく見込みです。低気圧は、発達しながら本州付近を通過するでしょう。低気圧は、上空に寒気を伴っているため、大気の状態が不安定になる見込みです。明日18日の夜以降、東海地方は春の嵐となる可能性があります。

明日18日の夕方頃までは、穏やかに晴れるでしょう。夜は、曇り空に変わり、雨や雪が降りだす見込みです。静岡県の山沿いなどでも、雪となるでしょう。活発な雨雲や雪雲がかかり、雷を伴って降り方が強まることがありそうです。帰宅の時間と重なる方は、天気の急変に注意してください。雨は、19日(水)の明け方には止む所が多いでしょう。降る時間は短いですが、一時的に荒れた天気となる可能性があります。短い時間に強く降る雨や雪、落雷、突風、ひょうに注意が必要です。

19日(水)の日中は、冬型の気圧配置となり、風が再び強まるでしょう。岐阜県の飛騨北部などでは、雪が降り続く見込みです。太平洋側の地域も、平野部はにわか雨、山沿いはにわか雪があるなど、すっきりとは回復しないでしょう。


●週間天気 21日(金)頃から暖かさ戻る


20日(木):春分の日は、高気圧に覆われるでしょう。飛騨北部などの雪も止んで、広く穏やかに晴れる見込みです。強い風も収まりそうです。ただ、寒気の影響が残るため、気温は平年を下回る見込みです。朝晩は冷えるため、厚手のコートがよさそうです。

21日(金)になると、寒気も抜けて、暖かい空気が優勢となるでしょう。朝は冷えますが、日中は晴れて気温も上がり、ポカポカ陽気となりそうです。その先も、広く晴れる日が多く、春本番の暖かさが続く見込みです。

東海地方の週間花粉飛散情報では、この先も「極めて多い」や「非常に多い」レベルが、多くの地域で予想されます。花粉が飛びやすい条件の日が続くため、万全な対策をしてお過ごしください。


●来週はいよいよ桜開花


今週後半からの暖かさで、桜のつぼみも順調に膨らむでしょう。日本気象協会の最新の予想では、桜の開花は、名古屋と岐阜は3月25日、静岡は3月26日、津は3月29日になります。来週は、桜の開花の便りが続々と届きそうです。満開は、各地で4月に入ってからとなるでしょう。天気予報も確認し、お花見の参考にしてみてください。



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