「アンパンマン」のふるさとに、ぜひ遊びに来て 朝ドラスタート前に高知県が大阪でイベント

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2025年03月17日 15:20  OVO [オーヴォ]

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大阪駅構内に登場した(右から)リューくん、あかおかえきんさん、ごめんえきおくん(高知県大阪事務所提供)

大阪駅構内に登場した(左から)ごめんえきお君、あかおかえきんさん、龍河洞リューくん(高知県大阪事務所提供)



 高知県大阪事務所は3月16日、JR大阪駅構内のアトリウム広場で、人気アニメ「それいけ!アンパンマン」の原作者、やなせたかしさん夫妻をモデルにしたNHKの連続テレビ小説「あんぱん」が今春はじまるのを前に、高知の名所、魅力を発信するイベントを開催した。やなせさんがデザインしたキャラクターも登場し、来場者を喜ばせた。




 「あんぱん」では、高知県香美市出身の漫画家・やなせたかしさんと妻の暢(のぶ)さんの人生を描く。3月末の放映スタートを前に、29日には、改装中だった香美市立やなせたかし記念館も営業を再開することになっており、辻和生(つじ・かずお)高知県理事・大阪事務所長は「さまざまな観光施設、やなせさんが残してくれたキャラクターなど、たくさんのコンテンツをそろえ、皆さんをお迎えする準備を整えている。ぜひ、高知に遊びにきて」と呼びかけた。




 やなせさんがデザインしたご当地キャラクターは、香美市の鍾乳洞「龍河洞」から現れたという龍の化身「龍河洞リューくん」、土佐くろしお鉄道の後免駅にちなむ「ごめんえきお君」、あかおか駅の「あかおかえきんさん」が登場し、家族連れや子どもたちと記念撮影した。




 高知県東北部から土佐湾に注ぐ物部川流域の香美市、南国市、香南市には、やなせさんゆかりの聖地が集まる。「ものべがわエリア」と呼ばれるこの一帯で、今月29日から来年2月8日までのロングラン観光博「ものべすと」が開催される。 「ものべすと」では開幕に合わせ、日本中から有名なあんぱんが集結する「全国あんぱんサミット」、朝ドラに出演する女優・瞳水ひまりさんのトークショーなどがあるほか、会期を通じて催しが企画され、新たに考案された特産のショウガを使った料理、デザートを地元のレストランで味わうこともできる。




高知の名物や県民性を盛り込んだかるた大会で来場者が競い合った



 大阪駅アトリウム広場のイベント会場には、朝ドラの登場人物の等身大パネルが設置され、ちらし配布などを通じて「ものべすと」や地域の見どころをアピール。JR四国も、岡山からつながる「アンパンマン列車」や、ものべがわエリアの周遊パスなどを紹介した。大阪で活動する団体のよさこい演舞や、高知の名物や県民性をもりこんだオリジナルのかるた大会もあり、子どもから大人までがかるたで競い合いながら、高知の魅力を楽しく学んだ。

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