いしだあゆみさん ヒット曲「ブルー・ライト・ヨコハマ」などで親しまれ、俳優としても繊細な演技で作品を彩ったいしだあゆみさん。突然の訃報が伝えられた17日、親交のあった俳優らから惜しむ声が相次いだ。
1989年のNHK連続テレビ小説「青春家族」で、いしださんとダブル主演を務めた清水美砂さん(54)は事務所を通じてコメントを発表。「私にとっては尊敬を通り越し“母のよう”な存在でした。おそばにいると安らぎと温かさを感じずーっとご一緒できたらと思ったのを覚えております。とても寂しいです」と思いをつづった。
和田アキ子さん(74)も「デビュー当時、私はよく先輩にいじめられていましたが、いつも守ってくれたのがあゆみちゃんでした。『あんなの気にしちゃダメよ』って優しく声をかけてくれて…。大好きな人が立て続けに亡くなってしまい、残念でなりません」としのんだ。
音楽番組で共に司会を務めたデーブ・スペクターさん(70)はXを更新し、「歌手としても俳優としても一流でしたが、素晴らしい司会者でもありました。ご一緒したことは、小生の大切な思い出です」。いしださんの最後の出演映画となった「室井慎次 敗れざる者」「室井慎次 生き続ける者」の公式Xも「謹んでお悔やみ申し上げますとともに、心から故人のご冥福をお祈りいたします」と追悼のコメントを投稿した。