関東など多くの所で、スギ花粉の飛散がピーク。今日18日は雨の降っている九州などでは花粉の飛散が一時的に落ち着いている所もありますが、関東や東海は「極めて多い」花粉が飛散。今夜〜明日19日朝にかけて関東も雨や雪の予想ですが、明日19日の日中はやんで大量飛散の予想。
●明日19日 厳しい寒さでも花粉が大量飛散
関東から近畿など多くの所で、スギ花粉の飛散がピークを迎えています。
今日18日は雨の降っている九州などでは花粉の飛散が一時的に落ち着いている所もありますが、関東や東海は「極めて多い」花粉が飛散する予想となっています。
上の図は明日19日の花粉飛散量です。九州から関東にかけて多くの所で5段階あるランクのうち上から2番目のランクにあたる「非常に多い」花粉が飛散するでしょう。
今夜〜明日19日朝にかけて、西日本や東日本で雨や雪が降る見込みですが、日中は雨や雪はやんで次第に日が差す見込みです。
最高気温はあまり上がらず、3月中旬としては厳しい寒さとなりますが、それでも花粉は大量に飛散する見込みです。しっかり対策をしてお出かけください。
●明後日20日「春分の日」以降、東京・大阪は連日「極めて多い」予想
明後日20日「春分の日」は、北日本の日本海側では雪の降る所がありますが、関東から九州にかけては広い範囲で晴れて、お出かけ日和となるでしょう。
日差しの割に気温が上がらず、最高気温は関東以西で14℃前後となるため、まだ昼間は厚手のコートが必要です。ただ、花粉の飛散量は増え、東京では5段階のレベルのうち最も多い「極めて多い」花粉が飛散する見込みです。
21日以降は春本番の陽気が続き、東京、大阪は連日「極めて多い」花粉の飛散が続く見込みです。
日差しの暖かさにほっとする一方、花粉症の方には試練の1週間となりそうです。家の中にはできるだけ花粉を持ち運ばないようにするなど、万全な対策をして過ごしましょう。
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●そろそろヒノキ花粉も増え始めるころ
3月中旬は多くのところで、スギ花粉がピークを迎えている真っ最中ですが、そろそろヒノキの花粉も増え始めるころです。まだ今年はわずかな花粉しか観測されていませんが、4月に入る前にヒノキもピークに入る所が多いでしょう。
ヒノキ花粉に反応される方は、対策を見直して準備を整えておきましょう。
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