俳優坂上忍(57)が17日放送の日本テレビ系「しゃべくり007」(月曜午後9時)に出演。「ショーケン」の愛称で知られた俳優萩原健一さんとのエピソードを明かした。
坂上は映画「極道の妻たち 三代目姐」(1989年)に出演し、かたせ梨乃(67)の舎弟役を演じた。番組では、萩原さんをナイフで刺し殺すシーンが流れた。
ファンの1人が同シーンについて「ショーケンさんに怒られたと聞いたことがある」と打ち明け、MC上田晋也(54)から真相を尋ねられると「(萩原さんが)帰っちゃいました」と明かした。
坂上は「僕がショーケンさんを最後刺すんですけど、ショーケンさんにはショーケンさんの死に方のプランがあって。監督がその通り演じてもらうよりも、ちょっと僕の方で邪魔をすると、逆にリアルになるんじゃないかという考えで。(監督に)本番前に呼ばれて『刺したら離すな。向こうが本気で突き放したらそれでいい』って言われて、うわーとか思って」と当時の状況を話した。
本番、坂上が監督の指示通り萩原さんを離さないでいると「ショーケンさんも予定外だったのか。『なんでこいつ離れないんだよ』ってなって」と顔を強く押さえられたという。それでも離さない坂上に萩原さんは「テメェいつになったら離すんだよ」と怒鳴られたといい、怒った萩原さんは「死なないで帰ちゃった」と話した。坂上は、萩原さんについて「いい人だけど、ホントに怖いんですよ」と本音を語った。
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