吉本新喜劇の辻本茂雄(60)が18日、大阪市の吉本興業本社で「辻本茂雄GW還暦特別公演 笑って感動して元気になったらど〜や!」(4月25〜5月6日、よしもと祗園花月)の記者会見に出席した。
昨年10月に還暦を迎えた辻本が行う恒例のゴールデンウイーク公演。辻本は人気キャラ茂造に扮(ふん)し、第1部「茂造の絆」は笑いあり、涙ありの感動の芝居を、第2部「茂造新喜劇」ではひたすら笑いを追求する。観客の「トイレにも行けない」という要望をくんで、合間に10分間の休憩を挟んで2部制の形にした。
以前の公演では新喜劇が先で、芝居を後にもってきていたが、今回は順番を入れ替える。涙の後に大笑いという展開にも「難しいかもしれませんけど、台本もできているし、おもしろい新喜劇をお見せできると思う」と自信を見せた。
還暦を迎えたが、「特別何もない。昔よりガタは来てるが舞台では絶対見せないようにケアしてます。声量も落ちていない」。
そんな辻本の癒やしとなっているのは新しく家族の一員になった「ヘビ」だという。
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「息子がボールパイソンというヘビを飼いだしてですね。名前は『たくあん』です」
ヘビが家族の一員になったのは、辻本が1週間東京公演に行く日だったという。息子は1日おきに夜勤に入っており、妻が面倒を見ることに。
「妻は『ヘビなんか、こんなんイヤや』と泣きわめいてたんですけど、1週間後、公演から帰ってきたら、『お父さん、お帰り』って、首に巻いて」
不思議がる辻本に、妻は「お父さん、“情“やねん」と言い放ったそうで、「そういう家族に癒やされてます」と笑顔を見せた。
また、8年ぶりとなる全国ツアー「辻本茂雄還暦特別公演記念ツアー」を、7月19日の神戸国際会館を皮切りに、全国15カ所で開催する。「『GW−』は笑って、感動して泣ける芝居を、ツアーは笑って笑って元気になっていただこうと思っています」と意気込んだ。
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