松任谷由実が植村直己氏への想いをつづった楽曲「星のクライマー」の歌碑設置へ 200人で斉唱

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2025年03月18日 18:00  ORICON NEWS

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「星のクライマー」歌碑の除幕式に参加した松任谷由実 写真:上飯坂一
 歌手・松任谷由実が冒険家・植村直己氏を想い作詞した楽曲「星のクライマー」の歌碑が17日、兵庫県の植村直己冒険館に設置された。

【画像】植村直己氏との笑顔のツーショットをみせる松任谷由実

 松任谷には、若くして亡くなった冒険家の親友がいた。その親友は植村氏とも親交があったといい、松任谷も同氏の話をよく聞いていたという。そんな中、1984年に植村氏が不慮の事故に遭い、同氏への思いを歌詞にした楽曲が「星のクライマー」だという。

 そういった縁もあり、植村氏の没後40年記念事業の一環として、同曲の歌碑を設置すべく「星のクライマー〜植村直己」プロジェクトが発足。同プロジェクトは昨年から、植村氏の地元・豊岡市をはじめ、全国から多くの支援を受けながら進められてきた。

 17日に植村直己冒険館で開催された歌碑の除幕式には松任谷も参加。地元大学生によるフルート、バイオリン、トランペット、バリトンサックスなどの演奏とともに、会場に集まった200人の参加者全員で「星のクライマー」を斉唱した。

 また、「歌は我が子なのでこのような形で遠い場所でたくさんの方に広がってくれるのは親として本望です。そして植村直己さんの記憶を少しでも共有できるような気がして感動しました。植村さんが目指された冒険の一端を自分でも体験してこれた気がして、今日ここにいるのは運命だなと強く感じました」と植村氏への思いを語った。

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