ライプツィヒ戦で負傷交代したザビツァー [写真]=Getty Images ドルトムントは16日、同クラブに所属するオーストリア代表MFマルセル・ザビツァーの負傷を報告した。
ブンデスリーガ第26節が15日に行われ、ドルトムントはライプツィヒに0−2で敗れた。同試合に先発していたザビツァーは28分、自陣ペナルティエリア内でオーストリア代表MFクリストフ・バウムガルトナーがシュートを放とうとしたシーンでブロックに入るも、接触があったこのプレーでひざを負傷。ピッチの外で治療を受けたが、プレー続行は不可能で、直後にアルジェリア代表DFラミ・ベンセバイニとの交代でピッチを後にした。
同試合の翌日、ドルトムントはザビツァーの負傷を正式発表。ケガの詳細については言及されなかったものの、ザビツァーはライプツィヒ戦にてひざを負傷したことが確認され、今後4週間にわたって離脱することが明かされた。
回復の進行度合いによって復帰時期は前後するものではあるが、仮に受傷日から4週間ピッタリの離脱となると、4月9日に控えたチャンピオンズリーグ(CL)・準々決勝ファーストレグのバルセロナ戦は欠場することとなる。12日に控えたブンデスリーガ第29節、バイエルンとの“デア・クラシカー”に間に合うかどうかといったところだろう。
現在31歳のザビツァーは昨シーズンよりドルトムントでプレーしており、今季も中盤の主力に君臨。ここまで公式戦36試合に出場しているが、うち28試合がスタートからピッチに立っている。
CLでは準々決勝まで駒を進めながら、現在ブンデスリーガでは11位に沈むドルトムントにとって、今後数試合にザビツァーが不在となるのは大きな痛手となるだろう。
なお、ザビツァーはUEFAネーションズリーグ2024−25・昇格降格プレーオフのセルビア代表戦に臨むオーストリア代表メンバーに選出されていたものの、オーストリアサッカー協会(OFB)の発表によると、活動不参加となることが決まった。