カブス・今永昇太● カブス 1−4 ドジャース ○
<3月18日 東京ドーム>
シカゴ・カブスの今永昇太が18日、ロサンゼルス・ドジャースとの開幕戦に先発し、4回・69球を投げ、0被安打、2奪三振、4与四球、無失点で降板した。
今永は「きょうの登板に関しては無失点ということをかなりフォーカスしていたので、球数を使いながら何とか無失点に抑えられたらいいなと思いながら投げていました」とし、「まずは僕にとってのミッションは2つあると思っていて、まずはいいゲームをすることで、もう1つはこの試合にチームが勝利することっていうのが1番のミッションだったんですけども、1つは、いいゲームをするということはできたと思うんですけども、もう1つの、試合に勝つということができなかったので、これはアメリカに持ち帰って、またチャレンジしたいなと思います」と振り返った。
「山本投手が相手なので、1点を取られると彼はすごく波に乗っていきますし、きのうの会見でもお話しましたけども、彼は自分のチームを鼓舞できる投手なので、点を与えるってことは相手に流れがいくっていうことなので、そこは意識して。で、2回ランナーを出しましたけど、きょうの調子だったらこんなもんだと思ってたので、うまく切り抜けられて良かったです。あの回は本当、たまたまですけども、無失点に抑えられて良かったなと思います」と、2回先頭のウィル・スミス、続くマックス・マンシーに連続四球もなんとか無失点で振り返った場面を振り返った。
大谷翔平とは2打席対戦し、1打席目が二ゴロ、2打席目が二直と完璧に封じた。「鋭いスイングでしたし、本当に1番バッターで彼のような打者がいるってことは、ものすごく自分にとってはタフだなと思います」と話した。
今回の登板を受けて、今永は「ストレートに関しては、ものすごく自分の中でも手応えもありましたし、これぐらいの真っ直ぐを最低ラインとして保っておけば、いつでも自信を持って投げられるっていうことは勉強になったので。アメリカはすごく湿気があったり、乾燥していたり、ボールが飛んだりっていういろんな環境はありますけども、いつでも、きょうぐらいの最低ラインの真っ直ぐは投げたいなと思いますね」と意気込んだ。
(取材=ニッポン放送アナウンサー・洗川雄司)