『続・続・最後から二番目の恋』美保純、柴田理恵、森口博子らシリーズレギュラー陣も11年ぶりに再集結 十人十色の個性派キャラが物語彩る

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2025年03月19日 07:30  ORICON NEWS

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4月スタートの月9ドラマ『続・続・最後から二番目の恋』より (C)フジテレビ
 俳優の小泉今日子と中井貴一がW主演を務める、フジテレビの4月スタートの月9ドラマ『続・続・最後から二番目の恋』(毎週月曜 9:00)で11年振りに久保田磨希、松尾諭、佐津川愛美、白本彩奈、広山詞葉、美保純、柴田理恵、浅野和之、渡辺真起子、森口博子らが再集結。ドラマシリーズレギュラーキャスト陣の本作への再登板が決定した。

【写真】“超”貴重…11年前に撮影された主要キャスト陣の集合カット

 本作は、古都・鎌倉を舞台に、小泉演じるテレビ局プロデューサーの主人公と、中井演じる鎌倉市役所で働く公務員の恋を描いたロマンチック&ホームコメディ。2012年1月に第1期の連続ドラマ『最後から二番目の恋』、同年11月にスペシャル版として『最後から二番目の恋2012秋』、そして2014年に、第2期となる『続・最後から二番目の恋』が放送された。本作はその11年後を描いた第3期目となる。

 久保田磨希演じる“三井さん”の愛称で親しまれている三井さんは、敏腕ドラマプロデューサーとして活躍する千明(小泉今日子)が仕事上でもっとも頼りにしているスタッフで、フリーのベテランAP(アシスタントプロデューサー)。千明の健康管理から人間関係の調整まで幅広くサポートしており、さながら千明にとって賢妻ともいえる存在。テレビの現場が好きで、自らAPであり続け、千明を支える選択をしている。本作でも安定感ある“三井さん!”は健在。

 松尾諭演じる田所勉は鎌倉市観光推進課課長。かつては上司だった長倉和平(中井貴一)は、定年後に観光推進課で“指導監”という役職で働き続けており、現在は自分の部下になっている。和平とそれなりにやりにくさはあるも、たまに君付けをする一幕もある関係値。あいかわらずの歯に衣着せぬ物言いで和平とは、デスクで常に漫才のような掛け合いを繰り広げている。メタボ体型で女性には縁がないタイプ。

 佐津川愛美が演じる長倉知美は、長倉家の明朗快活な次男(双子の弟)・真平(坂口憲二)と結婚し、双子の産休育休を経て、仕事に復帰。鎌倉市役所・観光推進課の職員として時短勤務中。職場では和平(中井貴一)の同僚でもあることから、職場で家のストレスを漏らしてしまうこともあるが、明るくおおらかな性格から周りの職員たちに温かく見守られている。

 白本彩奈演じる長倉えりなは、和平の一人娘で、前作『続・最後から二番目の恋』(2014年)ではまだ13歳という若さであったが、11年の月日を経て本作では24歳に。大人びており、性格はクールでドライ。和平に対しては特に手厳しく、辛辣(しんらつ)かつ愛ある言葉を投げかける。その反面で千明には懐いている。現在は美大を卒業し、実家に戻り、海に流れ着くものでアートを作る海ゴミアートクリエイター。

 広山詞葉演じる飯田ゆかりは、千明や三井さんと職場を共にするフリーのドラマプロデューサー。自身の作品を世に出すという強い意志を持っており、仕事の合間に自分で作った小さな映画が賞を受賞した。そんな飯田も気づけば40歳。いまだにイケイケ感を残し、恋に仕事に全力疾走中。現在は千明と一緒にプロデューサーとして働き、千明を支えている。

 美保純演じる、知美(佐津川愛美)の母親である大橋秀子は、かなり前に夫を亡くし、散々苦労をしてきた過去を持つ。第1期で、お見合いで知り合った真面目で誠実な和平に夢中になり、気持ちを寄せたことも。真平と娘・知美の結婚を機に、長倉家に出入りするようになり、今では長倉ファミリーの一員同然。その笑顔あふれるテンションの高いファンキーキャラは周囲の元気印。

 柴田理恵が演じるのは、前鎌倉市長の未亡人で、2014年から変わらずに現市長を務めている伊佐山良子。伊佐山は、前鎌倉市長である夫の地盤を引き継いで愛する鎌倉市の市長となり、性格は昔気質の生真面目な堅物で貞操観念も強い。最初は何かにつけて和平を振り回し毛嫌いしていたが、次第に和平に心惹かれた過去も―。劇場型ではあるが、見た目よりもずっと素直で涙もろく、恋愛ドラマが大好きという可愛げのある人物。

 浅野和之が演じる水谷広行は、自己中心的な自由奔放専業主婦の水谷典子(飯島直子)の夫。見た目は真面目そうだが、お調子者かついい加減で無責任な性格。妻に内緒でキャバクラ通いもしていた根っからの遊び人。過去には典子と離婚の危機を迎えるなど夫婦関係はすでに冷え切っている。また、荒野を求めた流浪に憧れを持ち続ける昭和気質のファンキーな男であり、何もないよりは行動して後悔した方がいいという行動力のある男。気がつけば失踪まがいな“放浪の旅”に出ており、妻の典子も無関心。

 渡辺真起子演じる水野祥子は、かつては若手バンドを育成していたが、今はアニソンやK-POPに助けられている音楽業界に勤務する音楽プロデューサー。相変わらず独身ではあるが、恋多き大人のオンナ。千明と啓子(森口博子)とは古い付き合いで、何かにつけては大人女子会で互いの“今”を語らっている仲。

 森口博子演じる荒木啓子は出版業界に勤務する雑誌の編集マン。祥子の務める音楽業界同様に出版業界も不況の中、自身の生き残りをかけて悪戦苦闘中。啓子も独身で、千明・祥子・啓子の59歳同士の独身トリオは、日々「恋愛&仕事」トークで酒を交わしている。啓子自身の恋愛はというと、すっかりご無沙汰中。

 また、4月からの新作『続・続・最後から二番目の恋』放送にともない、過去作品である『最後から二番目の恋』 (2012年) 『続・最後から二番目の恋』 (2014年)の再放送が決定。最新作の放送を前に第1期・2期の物語も楽しめる。

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