イオンモール(千葉市)は、運営するイオンモール名取で72店舗を刷新し、4月18日から順次オープンする。
イオンモール名取は2007年に宮城県名取市で開業した商業施設。2019年には敷地内北側に3階建ての増床棟をオープンした。今回のリニューアルでは、利用客から要望の多かった話題の専門店を中心に、新規21店舗を含む72店舗をリニューアルする。
新規店舗では、レディースファッションの「ローリーズファーム」が3月20日、カジュアル衣料品店「ワークマンカラーズ」とカジュアルウェアブランド「coen」、子ども服専門店「LSP by MARKEY'S」、デンマーク発の雑貨ブランド「フライングタイガー コペンハーゲン」が4月18日、生活雑貨専門店「ロフト」が6月27日に、それぞれオープンする。
また、エンターテインメント施設の「バンダイナムコ Cross Store」が春、東北初のマイクロブタカフェ「mipig cafe」が6月下旬に開業する。
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飲食店では、りんごあめの「代官山Candy apple」が3月21日、「ピエトロ」の東北初の直営店が4月24日にオープンする。
11月には、1階に5店舗が集うマルシェゾーンがオープンし、生鮮や鮮魚、青果などの食品を販売する。
●官民連携の屋内遊戯施設「なとりぱーく」がオープン
施設面では、2〜3階の吹き抜けエリアに屋内遊戯施設「なとりぱーく」を3月21日にオープン。対象は0〜12歳までの子どもで、利用は無料(予約制)。
2階のもくいくの遊び場では、一部に宮城県産材や名取市産材を使用し、子どもの感性や自然への親しみを育む。床の一部には人工芝を敷き、親子で安心して遊べるスペースを設けた。
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3階の空中ネットパークは2層構造で、1層目の凹凸のあるネットフロアはくぼみにもぐれる「みのむしネット」などがあり、体を動かすことで体幹の強化をうながす。2層目は約12メートルの高さで外を走る電車を眺められ、高さ約7メートルのネットスライダーを滑って降りられる遊具を設けた。
2階フードコート「FOOD FOREST」には、ベビーカーのままテーブルで食事できるエリア(約50席)を新設。また、一部飲食店ではモバイルオーダーを導入し、座席に座ったまま、注文と決済が可能なため、列に並ぶことなく、子どもと一緒に座席で待てるようにした。
3階には未来屋書店とのコラボレーションによる「こどもえほんのひろば」を設置。絵本の読み聞かせや、絵本の譲渡会などのイベントを開催し、子どもが読書に親しむ機会や体験の場を創出する。
イオンモールは「ファミリーの方々が来店するたびに、新たな思い出が生まれる“キッズママ スマイルモール”を目指す」とコメントした。
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