
【写真】佐野勇斗、魅力あふれるソロカット
本作は、「死」と「笑い」の融合した類いまれなる「笑って読める終活ギャグマンガ」と評され、文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞を受賞したカレー沢薫の同名漫画を、大河ドラマ『青天を衝け』、連続テレビ小説『あさが来た』の大森美香による脚本でドラマ化。主人公・山口鳴海を綾瀬はるかが演じる。
鳴海は未婚・子なしの一人暮らしを満喫していたが、憧れていたキャリアウーマンの伯母が思いもよらない孤独死をしたことをきっかけに、焦って婚活を始めてしまい撃沈。年下の同僚・那須田優弥から「結婚すれば安心って昭和の発想ですよね?」とバッサリ切り捨てられ、鳴海は「婚活」から180度方針転換して「終活」について考え始める…。
これは、30代後半独身の主人公が、時に世間の常識に傷つきながら、時に誰かと比べてしまい落ち込み、時に居て当たり前に思っていた周囲の人々に感謝しながら、よりよく死ぬためによりよく生きる方法を、はいつくばって模索する物語。
佐野演じる那須田優弥は、鳴海の同僚で都庁から出向組のエリート。孤独死を恐れて急に婚活を始めた鳴海に対し「40歳手前で無料婚活アプリ登録しても男来なくないですか?」と煽(あお)るが、実は鳴海に好意をよせている「こじらせ男子」。終活事情や孤独死になぜか詳しく、それには彼の生い立ちが影響していた…。
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土曜ドラマ『ひとりでしにたい』は、NHK総合にて6月21日より毎週土曜22時放送(全6回)。