宮世琉弥「このハコでしかできないこと」を詰め込んだ特別なステージ MCではジョークも「大事な日に限って…」

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2025年03月19日 19:48  ORICON NEWS

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『2ndアルバム『Soleil』プレミアムライブ』に登場した宮世琉弥(C)ORICON NewS inc.
 俳優、シンガーソングライターの宮世琉弥が、2ndアルバム『Soleil』のリリースとなった19日、東京・P.O.Minamiaoyama Hallにてファンクラブ限定のプレミアムライブを開催した。

【写真】横顔もステキ…!しっとりと歌い上げた宮世琉弥

 今回のライブでは宮世の“普段の音楽制作部屋”をイメージしたステージが組まれ、『Soleil』の収録曲がアコースティック編成で披露された。バックバンドはアコースティックギターとキーボードのみで、宮世の歌声の魅力をたっぷりと味わえるライブとなった。

 拍手のなか宮世が登場し、「こんにちはー!」とあいさつをすると、オープニングナンバーの「白く染まる前に」の演奏が始まった。宮世は植物やルームライトが置かれたステージ上でリラックスした様子で歌い上げ、芯のある歌声を会場全体に響かせた。

 続いては椅子に座って、しっとりと「紫苑」を披露。シンプルなバンド編成&アレンジのため、歌詞がダイレクトに伝わり、曲の世界にぐいぐい引き込まれる。この曲の歌詞は特別な想いが込められた曲だといい、宮世もより強く感情を込めて歌唱している様子で、歌詞をかみしめるように聴き入るファンの姿が印象的だった。

 そして、MCをはさんで1月に開催された東京・国立代々木競技場第一体育館でのワンマンライブで初披露された「猫がいびきで」を演奏。アコースティック編成でのパフォーマンスは初となったが、ゆったりとしたリズムで曲の魅力がさらに引き出されている印象で、気持ちよさそうに身体を揺らしながら楽しむファンの姿も見られた。

 この日は朝に降雪があったが、MCでは「僕、大事な日に限って大雨とかが降るんですよ。幕張メッセでライブをやったときも大雨だったんで。今日もアルバム発売日ってことでやっぱり(雪)に当たっちゃいましたね。もっと曲が当たってほしいですけど」とジョークを飛ばし、笑いを生んだ。

 ラストナンバーとなった「ステイアップ」は、リズムを強調したギターの力強いストロークから始まり、アコースティック編成ながらもノリの良いアレンジとなった。演奏前に行ったコール&レスポンスの練習の効果もあって、後半に向けて熱量はどんどん高まり、大きな拍手のなかライブは終了した。

 宮世も「アコースティックライブが好きなので本当に楽しかったです! このハコでしかできないことがやれてよかった」と満足そうな様子を見せ、「アップテンポな曲も作ってはいるんですけど、どうしてもしっくりきてなくて…。今後はアップテンポな曲も作って、みんなでもっと楽しみたいです」と意欲的にコメント。今後の作品への期待が高まるライブとなった。

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