44歳・熊切あさ美、“経験”もとにした失恋ソングリリース「想像している方とは違います」

　タレントの熊切あさ美（44）が22日、ソロアーティストとして配信シングル「大嫌いだけど 大好きな人」をリリースすることが明らかになった。これに先駆け、都内で囲み取材に応じ、本作に込めた思いを語った。

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　1998年にアイドルグループ「チェキッ娘」としてデビューし、グループ内ユニットとして派生した「METAMO」としても音楽活動を行っていた熊切。本作はそれ以来、24年ぶりの楽曲リリースとなり、熊切自身も「デビュー26年目にしてまさかソロで曲が出せるなんて思っていなかったです」と驚くほど。「チェキッ娘」時代はコーラス担当で、ソロパートがなかったと明かす一方で、ソロへの思いがずっとあったと言い、今回のリリースについて「夢のよう」と語った。

　その一方で、今回のリリースのきっかけは「年末ぐらいに『お酒の席で歌をやりたい』と話したことがきっかけで、『ちょっと歌ってみて』となって、歌ったところとんとん拍子で…」と明かし、「昭和みたいですよね（笑）」と笑った。なお、飲みの席で歌った楽曲は、自身の憧れの歌手である岡本真夜の「TOMORROW」とSPEEDの楽曲であると明かした。

　楽曲は、『名探偵コナン』や『仮面ライダーW』の主題歌を歌った上木彩矢をプロデューサーに迎え、“自身の経験をもとにした失恋ソング”に仕上がった。作詞を上木が手掛けたというが、熊切の言葉も随所に散りばめられているといい「自分自身の気持ちをLINEで（上木さんに）投げて…。想像以上にたくさん使っていただいた」と語った。

　また“自身の経験をもとにした失恋ソング”であると明かしたうえで「大嫌いだけど 大好きな人」という“意味深”なタイトルに、熊切は「でも（みなさんが）思っている人とは違うと思います」「想像している方とは違います」と連呼し、報道陣の笑いを誘った。

　目標は「年末の紅白歌合戦」といい、「さんまさんが『紅白（のオファーが）きたら応援に行くよ』と言ってくれたので頑張りたい」と意気込みつつ、「1曲で終わらないように頑張ります」と伝えた。