
一昔前は、上司に飲み会に誘われたら断れなかった。下戸でも行くしかなかったのだ。東京都の50代女性は「コンプラやパワハラという概念もない時代でした」と25年ほど前の出来事を振り返った。
「週1の強制飲み会があり、拒否権無しでした。ただでさえ仕事が終わるのが遅いのに嫌いな上司との飲み会なんて行きたくもないのに毎回嫌々行ってました」
しかも5人程度の部署で女性は紅一点、さらに当時は全く酒が飲めなかったという。(文:天音琴葉)
「上司は生ビールをいつも5、6杯浴びるように飲んでました」
酒が飲めない女性は、いつもコーラを飲んでいた。一方で上司は、
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「上司は生ビールをいつも5、6杯浴びるように飲んでました」
とやりたい放題。それなのに会計は毎回、割り勘だった。
「普通会社の飲み会なんて上席のほうが多く出すじゃないですか。なのに会計はキッチリ割り勘なんです!」
部署の男性社員らも酒を飲んだだろう。割り勘にどうしても納得がいなかったという女性は、飲み屋のレシートを持ち上司に抗議したものの、
「その分お前は食ってるんだからどうのこうのと言われ結局そのままです」
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と泣き寝入りに。そういう上司は、「反対の立場の時はドケチ」だったという。
ある時、女性が自身の運転する車に上司を乗せたようだ。かかったガソリン代を請求した際。
「車の燃費を聞かれ『ここからここまで何キロでリッター何キロ走ってガソリンが何円だから、その半分な』」
上司に「せこいんだよ!!」と言い返したくなったという女性。走行距離÷燃費×1リットル当たりのガソリン代で、使用したガソリン代を計算することは一般的だ。だが女性に乗せてもらいながら、きっちり半分しか払わなかった上司に唖然としたのだろう。
「幸いなことに今は一切の関わりがないけど今後の人生で絶対に関わりたくない人の1人ですね」
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