トム・クルーズ主演、映画『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング』(5月23日公開)メイキング写真(C)2025 PARAMOUNT PICTURES. エンターテインメント界のスーパースター、トム・クルーズが主演する映画『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング』(5月23日、日米同時公開)より、超絶危険な“潜水スタント”に挑む、極限の撮影現場を捉えた特別映像が解禁された。
【動画】トム・クルーズ極限の潜水スタント特別映像 29年にもわたる『ミッション:インポッシブル』シリーズの集大成とも言える本作。予告映像では、小型飛行機に振り落とされまいとしがみつくイーサン(演:トム・クルーズ)の超絶スタントに加え、空母の甲板から荒波の海にダイブする場面など、観客を圧倒するアクションが満載。その飽くなき挑戦に、興奮と感動の声が続出している。
これまでにも『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』(2011年)では世界一高いブルジュ・ハリファに登り、前作『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング』(23年)では断崖絶壁からバイクでダイブするなど、命がけのスタントに挑んできたトム・クルーズ。常人ならば足がすくむような場面でも笑顔を絶やさず、撮影を楽しんでいる姿が印象的だった。しかし今回ばかりは、そのトムでさえも笑顔を封印している。
今回公開された特別映像では、これまでにないほど緊張した表情のトムが映し出されており、このスタントがいかに危険で、また本作の重要なシーンであるかを物語っている。実際、現場では「何かあればすぐ知らせて。ケガ人が出るくらいなら撮影全体を止める」といった注意喚起が飛び交っていたという。
トムがこの映像で身に着けている特別設計のマスクとウェットスーツは、長時間の使用で低酸素症を引き起こす恐れがあるため、装着は10分間に制限されている。まさに危険と隣り合わせのスタントだった。
トムは当時を振り返り、「自分の吐いた二酸化炭素を吸い込んでいた。それが体に蓄積されて筋肉に影響を与えるから、それを克服しながら演技に集中する必要があった」と語り、監督のクリストファー・マッカリーも「とても困難で恐ろしく、本当に肉体的にきつかった」と米「Empire」誌のインタビューで語っている。
このスタントによって作り上げられた本編映像には、一体どのようなアクションが映し出されるのか。思わず息をのむほどの衝撃的なシーンとなっていることは間違いない。
さらに、トム・クルーズが海パン一枚で潜水する姿を捉えたワイルドなメイキング写真も到着。笑顔を封印した特別映像とは対照的に、明るく照らされたクルーズの顔には笑みが浮かんでおり、監督マッカリーの姿もちゃっかり映り込んでいる。また、大型機材を片手で持つ姿からは、62歳とは思えない引き締まった肉体が見て取れ、“リアル”にこだわるクルーズの肉体美も堪能できる。
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