江ノ島電鉄、20年ぶり新型車両を導入 江ノ島電鉄は24日、20年ぶりに新型車両を導入すると発表。2026年度から運用を開始する。
【画像】江ノ島電鉄、20年ぶり新型車両の車内
新型車両「700形」の導入を発表。新型車両の導入は2006年の500形以来20年ぶりで、安全・安心・快適性の向上と環境負荷を低減するとした。なお、既存の1000形に代わる次世代を担う車両と位置づけ、新形式700形とした。
新型車両「700形」の開発コンセプト は「日常から非日常まで 想いを紡ぐENODEN」。沿線に暮らす人々と、鎌倉・江の島を訪れる人々、それぞれの思いやときめきを紡ぐ存在となる明るく未来志向の車両を目指す。
安全・安心・快適性の向上を目指し、「車内防犯カメラ」「車両側面カメラ」「通話型の非常通報装置」を設置することも発表。また、バリアフリー対応や多言語放送のほか、窓には鉄道車両で初めて採用するフィルムを貼付し、飛散防止を図ると共に眩しさを抑え色鮮やかな景色を楽しむことができる。
傾斜した大きな前面ガラスやシャープなアイラインにより、未来を見据えた新しいデザイン。 併せて前面ガラス拡大により視界を広げ湘南の眺望を意識した車両とした。
インテリアは、日常にも非日常にも、美しい海沿いの景色を楽しめるよう、座っている人の視線が海側を向く座席配置とした。また、座席や床の色を、鎌倉・江の島をイメージした3つのテーマカラーとし、乗るたびに新たな発見を届けると発表した。