
【写真】鳴海(綾瀬はるか)の元カレ・川上健太郎を演じる満島真之介
本作は、文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞を受賞し、「死」と「笑い」の融合した類いまれなる「笑って読める終活ギャグマンガ」と評されたカレー沢薫の同名漫画を、大河ドラマ『青天を衝け』、連続テレビ小説『あさが来た』の大森美香による脚本でドラマ化する社会派「終活」コメディー。
主人公・山口鳴海(綾瀬はるか)は、未婚・子なしの一人暮らしを満喫していた。しかし、憧れていたキャリアウーマンの伯母が思いもよらない孤独死をしたことをきっかけに、焦って婚活を始めてしまい撃沈。年下の同僚・那須田優弥(佐野勇斗)から「結婚すれば安心って昭和の発想ですよね?」とバッサリ切り捨てられ、鳴海は「婚活」から180度方針転換して「終活」について考え始める…。
山口紗弥加が演じるのは、鳴海の伯母・山口光子。独身のキャリアウーマンの走りで、世間からの冷たい言葉に耐えて働き続ける。「女としての王道の勝ち組」に見える雅子(鳴海の母・松坂慶子)が疎ましく思え、互いに犬猿の仲に。定年後は山口家に寄りつかなくなっていたが、思わぬ姿で発見され、鳴海に衝撃を与える。
小関裕太が演じるのは、鳴海の弟・山口聡。姉とは対照的に、おとなしく、まじめで、堅実。子供の頃から、「楽しそうな姉」「つまんない弟」と対比されて育ったせいで、姉に対してゆがんだ感情を持つ。20代で結婚、子どもを持ち、持ち家をローンで買うという「堅実でまっとうな人生」を歩んでいたが…。
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満島真之介が演じるのは、鳴海が24歳まで付き合っていた元カレの川上健太郎。保険会社勤務。まじめで寡黙。おしゃべりな鳴海の話に黙って付き合ってくれたが、鳴海としては結婚が想像できず、自然消滅。健太郎に勧められて入った保険を見直すために、15年ぶりに再会することになるが…。
土曜ドラマ『ひとりでしにたい』は、NHK総合にて6月21日より毎週土曜22時放送(全6回)。