間宮祥太朗と宮近海斗の演技が熱い 『イグナイト』第2話見どころ

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2025年04月24日 19:00  ORICON NEWS

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金曜ドラマ『イグナイト -法の無法者-』の場面カット(C)TBS
 俳優の間宮祥太朗が主演を務める、TBS系金曜ドラマ『イグナイト -法の無法者-』(毎週金曜 後10:00)。第1話でピース法律事務所に加わった新米弁護士・宇崎凌(間宮)は、次なる“火種”に身を投じることになる。第2話の放送を前に、企画・プロデュース・脚本を手掛ける畑中翔太氏が第1話撮影の裏側とともに、注目ポイントを語ってくれた。

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■ラグビー部を襲った沈黙の圧力──揺れる弟の心に、宇崎の声は届くか

第1話でピース法律事務所の門をくぐった宇崎。しかしその事務所は、争いの火種のある場所へ潜り込み、人々を焚きつけ、時には相手側の弁護士とも手を組み、必ず裁判を勝訴へと導くような無法者集団でした。第2話ではその事務所の実態にまだ納得のいかない宇崎が、また轟謙二郎(仲村トオル)たちに巻き込まれるように次の火種案件と向き合うことになります。次なる火種は、とある大学の強豪ラグビー部で起きた自殺未遂事件。ピース法律事務所のメンバーは、自殺未遂をはかった西田真斗の弟で、宮近海斗(Travis Japan)が演じる西田颯斗をターゲットと定めます。

大学から大金を獲ろうと目論む事務所メンバーに納得のいかない宇崎でしたが、目の前に迫った大学選手権に向かうために、まるでその自殺未遂事件を無かったことにするかのような大学関係者の態度に宇崎の弁護士としてのスイッチが入ります。大学OBらと揉める宇崎を横目に、轟ら他のメンバーは自殺未遂の真相を探るものの部員も関係者も口を閉ざし、新たな情報を手に入れることができません。一方、宇崎はラグビー部の元部員で、塩崎太智(M!LK)が演じる飯山直樹と接触。そして兄・真斗とも親しくしていた直樹から、真斗らが受けていた部内でいじめの事実を知ります。それを知った宇崎はいてもたってもいられず両親へアタックしますが、肝心の両親がラグビー部のエースである颯斗の将来がかかった大会の前に部を混乱させぬようにと、いじめの事実を認めようとしません。

このように、大学関係者、ラグビー部、そして両親までが兄・真斗が部で受けていた事実を闇に葬ろうとする、強豪校に潜む組織的な闇にピース法律事務所のメンバーがどう切り込んでいくのか?が第2話の見どころになっています。

注目ポイントは、大学側が真実を閉じ込める中で、ピース法律事務所の”無法者”たちが、兄が自殺未遂を図った理由を「自分の弱さに負けたからだ」と納得させている颯斗の心をいかに着火(=IGNITE)させていくか?という、その心の変化を描いていくヒューマンストーリー部分。特に颯斗役を演じる宮近さんが兄のいじめの事実が明るみになる中で、自身の将来がかかったラグビーの大会と、いつもそばにいた兄の存在の間で葛藤していくシーンは2話の大きな注目ポイントです。また1話に続き、ターゲットである颯斗の心の扉を”大声”でノックするような宇崎の熱い姿にもご注目ください。

さらには、「強豪ラグビー部のエース」という西田颯斗のキャラクター設定の役作りのために、撮影に先駆けて事前に実際のラグビー練習を行い、その動きからもリアルさを追求した宮近さんの現役選手さながらのラグビーシーンにもご期待ください。

■爆破で幕を開けた撮影初日。4人の弁護士に宿る“現場力”に脱帽!

冒頭で描かれた路線バスのクラッシュ・爆破シーンは、1月末のクランクイン初週に行われ、そのため撮影初日から最も緊張するシーンの撮影となりました。一発しかチャンスのない中で、スタントチーム&制作チームの綿密な事前打ち合わせと計画のおかげで、あの迫力あるクラッシュシーンの撮影が無事に成功しました。その大規模なクラッシュシーンの映像を、主演の間宮さんをはじめとしたキャスト陣にクランクイン前に見せることができたことで、「このチームは本気でこのドラマを作ろうとしている」とその気概を感じていただけて、現場の士気が上がった状態でキャストクランクインを迎えることができました。

また1話のキーパーソンとして登場してくれた土屋太鳳さん。小さな町で夫を失い、幼い子と暮らす斎藤美咲役を演じていただくために、「土屋太鳳さんだけど土屋太鳳さんらしさを消す」という少し難解なテーマをお題に、衣装合わせの段階から衣服やメイクなど様々なディスカッションをして美咲の役作りをしていただきました。オンエア後の反響でも、「土屋太鳳ちゃんだと思わなかった」「役にすっかり馴染んでいる」というような視聴者の皆さんのコメントを多くいただき、さすがだなと思わされました。

キャストクランクインの初日が、宇崎がピース法律事務所へとやってくる第1話の冒頭シーンだったのですが、轟、伊野尾麻里(上白石萌香)、高井戸斗真(三山凌輝)の3人はこれまで同じ事務所で働いていたようなグルーヴ感が既に出ていて、そこに巻き込まれていく新米弁護士の宇崎の初々さとともに、メンバー4人のお芝居が初日からとてもリアル感あるものになっていたのが印象的でした。

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