
【動画】同じくカンヌに出品される河合優実、坂東龍汰らも出演している『ルノワール』予告編
Deadlineによると、今回あらたに発表されたのは16作品。齊藤京子が映画初主演を務める『恋愛裁判』は、「元アイドルの女性に賠償命令」という新聞記事を目にした深田監督が、その内容から着想を得て作り上げた物語。日本のアイドル界でまことしやかにささやかれる「恋愛禁止ルール」をテーマに、構想から10年を経て結実した渾身作だ。同作は、「コンペティションの枠には収まりきれない良作を集める」カンヌ・プレミア部門に出品される。
コンペティション部門には、ジェニファー・ローレンスとロバート・パティンソンが主演を務めるスリラー『Die,My Love(原題)』や、サイード・ルスタイ監督の『Woman And Child(原題)』などが追加で発表された。イラン出身のルスタイ監督は、2022年の『Leila’s Brothers(原題)』以来のカンヌとなる。
「ある視点」部門には、クリステン・スチュワート長編監督デビュー作『The Chronology of Water(原題)』やペドロ・ピニョ監督の『I Only Rest In The Storm(原題)』などが新たに加わり、ミッドナイト・スクリーニング部門ではイーサン・コーエン監督の探偵コメディ『Honey Don’t!(原題)』も上映される。
第78回カンヌ国際映画祭は、5月13日から24日まで南仏で開催。ジュリエット・ビノシュがコンペティション部門の審査委員長を務め、ロバート・デ・ニーロに名誉パルムドールが贈られる。今年のカンヌでは、スカーレット・ヨハンソンら豪華キャストが出演するウェス・アンダーソン監督の『The Phoenician Scheme(原題)』や、トム・クルーズ主演の『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング』などがお披露目されることが発表されており、例年に増して華やかな映画祭となりそうだ。
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