アトレティコ、審判団批判のレアルを非難「スペインサッカーのイメージを傷つけるのはやめて」
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2025年04月26日 13:16 サッカーキング

[写真]=Getty Images アトレティコ・マドリードが、審判団を批判し続けるレアル・マドリードを非難した。
これまでも判定をめぐって、度々審判団を批判してきたレアル・マドリードは、『レアル・マドリードTV』で26日に開催されるレアル・マドリードとバルセロナによるコパ・デル・レイ(国王杯)決勝で主審を務めるリカルド・デ・ブルゴス・ベンゴエチェア氏らに関する特集動画を公開。この中で同氏が担当した試合の勝率はレアル・マドリードが64パーセントだったのに対し、バルセロナが81パーセントもあるという信じられない違いがあることを紹介したほか、同氏の手腕を疑問視し、誤審とされる映像も公開した。
これを受け、当事者となったデ・ブルゴス・ベンゴエチェア氏がコパ・デル・レイ決勝の前日会見で「自分の子供が学校に行って、他の子供たちに父親を『泥棒』と罵られて泣きながら帰宅するなんて、本当にひどい話だ」などと涙ながらに語ると、レアル・マドリードが2度も声明を発表して反論する事態に。担当審判の変更を要求したほか、前日会見や練習、関係者の前日ディナーといったスペインサッカー連盟(RFEF)の公式行事に一切参加しない抗議の姿勢を示した。
一時は決勝戦をボイコットする可能性も噂されていたが、最終的にレアル・マドリードは出場する意向を発表しており、予定通りに開催される見込みとなっているものの、決勝前日に大きな騒動となっていた。
このような状況を受け、アトレティコ・マドリードは公式X(旧:ツイッター)を更新。「これは耐え難いことだ。スペインサッカーのイメージを傷つけるのはやめてほしい。審判へのハラスメントを今すぐ止めよう」と審判への批判を繰り返しているレアル・マドリードを暗に非難した。
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