
■陸上 ダイヤモンドリーグ第1戦 厦門大会(日本時間26日、中国・厦門)
世界の強豪が集うダイヤモンドリーグ(DL)が開幕し、男子3000m障害で日本記録保持者の三浦龍司(23、SUBARU)が8分10秒11で6着でフィニッシュ。三浦は東京世界陸上参加標準記録(8分15秒00)をクリア、パリオリンピックで™で8位に入っているため3大会連続の日本代表に内定した。エチオピアのS.フィレウ(21)が8分05秒61で制した。
今季初となる3000m障害で三浦は序盤、後方からスタートした。2周目から徐々に順位をあげ、中盤まで10番手あたりでレースを進めた。残り1周で選手がそろってラストスパート、三浦もしっかり順位を挙げ、自身3番目の好タイムでフィニッシュした。
三浦は「今回のレースは(8分)15秒切るっていうのが、最低目標だったので、達成することができてホッとしてます」と振り返り、「タイムもそこそこいいタイムだったんじゃないかなと」とレース内容に満足した表情を見せた。そして「これからしっかり状態をあげていって、(世界陸上では)表彰台を狙えるような走りをしたいと思います」と早くも5か月後を見据えた。
■三浦の記録
23年DLパリ大会 8分09秒91(日本記録)
21年東京五輪 8分09秒92
25年DL厦門大会 8分10秒11