<バレーボール大同生命SVリーグ男子チャンピオンシップ:大阪B2−3愛知>◇準決勝◇第2戦◇26日◇Asueアリーナ大阪
準決勝敗退となった大阪ブルテオンのトーマス・ジェスキー(31)が、厳しい言葉も交えながら、SVリーグ発展を祈った。
今季限りで退団するジェスキーは、5月のアジアクラブ選手権に出場しないことになっており、敗退したこの日が大阪Bでの最後となった。
23年にパナソニック(現大阪B)に加入し、今季はミゲル・ロペス、西田有志に次ぐ426得点でレギュラーシーズン(RS)1位に貢献。これまでの日本での戦いを振り返ったジェスキーは「パナソニックから声をかけてもらった時にはうれしかったし、光栄だった。毎日7時間ぐらい一緒にいたチームメートと仕事を楽しめることが何よりもうれしかった。1番印象に残っているのは、(ゲームの)スマッシュブラザーズでいっぱい遊んで、いっぱい笑ったこと(笑い)」と笑顔で話した。
日本を愛するからこそ、環境改善への思いもあふれ出た。44試合を戦ったRSについて「リーグは選手たちの体調をしっかり見てほしい。今は選手の健康よりは、お金がもうかることしか考えていないと正直思っている。プレーオフが2試合で終わることも本当に意味がわかっていない。RSを短くして、時間をかけてプレーオフの試合を多くできれば、選手もファンもより楽しめる」と自身の考えを提案。リーグ形式についても「チームによって4試合や6試合と(対戦回数が)違う理由もわからなかった」と話し、納得のいくシステムへの変更を要望した。
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リーグに対して疑問に感じることはあったが、同時に大きな期待を寄せる。「日本の組織や環境は世界で1番素晴らしいと思っている。だからこそ必要な部分を変えれば、ベストなリーグになれると思っている」。ラストマッチに涙を流した米国代表は、最後に熱いメッセージを残した。
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