女子高生遺体、２１歳男起訴＝殺人と死体遺棄罪―名古屋地検

　愛知県一宮市の民家で３月末、東京都内の女子高校生の遺体が見つかった事件で、名古屋地検は１２日、殺人と死体遺棄の罪で住人の無職江口真先容疑者（２１）を起訴した。

　起訴状によると、江口容疑者は３月２９日、一宮市内の自宅で、東京都葛飾区の高校生加藤和華さん（１６）の首や後頭部などをペティナイフで多数回突き刺して殺害。３１日、遺体をバスタオルなどに包み、自宅クローゼットに隠したとされる。

　捜査関係者によると、加藤さんとはオンラインゲームを通じて知り合い、殺害の前日から自宅に泊めていた。これまでの調べに「ゲームを巡って口論になり、刺した」と供述していた。