緊急入院で前節は不在も…ジローナ指揮官が無事に退院、12日のトレーニングより復帰へ

　ジローナを率いるミチェル監督が、12日のトレーニングより現場に復帰するようだ。11日、スペイン紙『マルカ』が報じている。

　今月9日、ジローナはミチェル監督が健康上の問題により緊急入院したことを発表。クラブは「予防措置として医師の観察下に置かれ、容態は適切な治療を受けて順調に回復している」とし、「彼は今後数日中に回復すると予想されている」と伝えていた。このため、10日に行われたラ・リーガ第35節ビジャレアル戦（⚫︎0−1）は、アシスタントコーチを務めるサルバ・フネス氏が代理で指揮を取っていた。

　そんなミチェル監督だが、11日に入院先の病院から無事に退院したとのことだ。『マルカ』によると、本日のトレーニングより復帰し、その後にはメディアに向けた公式会見も実施する予定と明らかにした。

　クラブ史上初のチャンピオンズリーグを戦った今シーズンは、主力選手の引き抜きと過密日程に苦しめられることに。とくに、年明け以降はわずか3勝しか挙げられておらず、第22節ラス・パルマス戦から第34節マジョルカ戦までの間でリーグ戦11試合未勝利と低迷。残り3試合時点で、勝ち点38の15位に沈んでおり、降格圏の18位レガネスとのポイント差は『4』となっている。

　ミチェル監督が復帰する13日の第36節では、最下位バジャドリード（降格決定済み）と対戦するジローナ。勝利すれば残留を確定させられる可能性もあるが、昨シーズンにおける“最大のサプライズ”となったスモールクラブは、この正念場を乗り切れるだろうか。