【新潟大賞典展望】前走3勝クラス勝ち馬の勢いを重視

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2025年05月13日 06:00  netkeiba

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新潟大賞典に出走予定のレガーロデルシエロ(撮影:下野雄規)
 春の新潟開催の風物詩、新潟大賞典。ハンデGIIIとして波乱も多く、多彩な路線から集まった実力馬たちが新潟外回り2000mの舞台で覇を競う。過去の傾向からは、上がり馬の台頭や、実績馬の復活劇など、見どころの多い一戦となることが多い。今年も混戦模様で、的確なデータ分析が馬券的中の鍵を握る。

1.前走3勝クラス組の躍進に注目

 過去の新潟大賞典において、前走で3勝クラスを勝ち上がってきたばかりの馬が目覚ましい活躍を見せている。その成績は[2-4-2-9]で、勝率11.8%、複勝率は47.1%と非常に高い数値を記録している。さらに特筆すべきは回収率の高さで、単勝回収率は207%、複勝回収率も129%と馬券的な妙味も十分。今年もこのローテーションで臨む馬には警戒が必要だ。勢いに乗る上がり馬が、重賞の壁を一気に突破するケースも少なくない。

2.前走好走組が中心

 前走で好走した馬、特に1着から3着に入線した馬は注目に値する。これらの馬を合算すると、成績は[5-5-6-29]となり、勝率11.1%、複勝率は35.6%と安定感がある。単勝回収率は132%、複勝回収率も102%と馬券的にも妙味がある数値だ。特に前走3着だった馬は[2-1-2-6]と出走数は少ないながら複勝率45.5%、複勝回収率100%と高いアベレージを誇る。前哨戦で上位争いを演じた実力馬が、ここでも力を発揮する可能性は高い。

3.前走上位人気馬の信頼度が高い

 前走で上位人気に支持された馬は、ここでも堅実な走りを見せる傾向がある。過去のデータで前走1番人気から3番人気だった馬を合算すると、[5-5-2-27]という成績で、勝率12.8%、複勝率は30.8%。単勝回収率は181%、複勝回収率も107%と、馬券的な信頼度と妙味を兼ね備えている。前哨戦で高い評価を得ていた馬の能力は、本番でも発揮されやすいと言えるだろう。

 レガーロデルシエロは前走、3勝クラスの美浦Sを1番人気に応えて快勝。4歳馬で勢いに乗り、データ面では、前走3勝クラス組であり、前走1番人気という点も「前走上位人気馬」の好走データに合致する。勢いがあり、ここで重賞初制覇を期待。

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